脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
「ブルーベリーの森あづみの」は、今年8月上旬に、ブルーベリーの摘み取りやパーマカルチャー体験ができる観光農園としてオープンする予定です。
オープンの日付については、近々お知らせいたします。
ブルーベリー農園には、エコトイレの「アグリレット」が設置してあります。
排泄物を酵素で液肥に処理し、浸透させ、植物を育てる構造となっており、今年(2021年)3月に設置しました。
約3カ月が経過したため、状況について書いてみたいと思います。
気温が上昇しても全く臭いのないアグリレット
アグリレットを設置したときは、3月で、まだ寒さの残る時期でした。
汲み取り式の仮設トイレとは違い、当初から臭いなどが全くありませんでしたが、気温が上昇してからどうなるのか少し心配でした。
しかし5月、6月に気温が急激に上がっても、全く臭いがしません。
その間、植樹イベントなども開催しており、使用頻度は上がっているにもかかわらずです。
アグリレットのメンテナンスは、月一回の酵素の投入
基本的なメンテナンスは、消化酵素と消臭酵素を月一回、水に溶かして、流し込むだけです。
購入時にに1年分がセットになっているため、付属の計量器具で計量して、水と混ぜて便器から投入します。
砂ぼこりなどが入って、砂っぽくなっている時があるので、床などは水でさっと流して掃除しました。
以外と通気性もあるのかもしれません。
液肥浸透部分の花壇もだんだんとにぎやかになりました
液肥投入部分には植物を植えます。
ペチュニアや千本菊などを植えました。
だんだんと活着し、きれいに咲くようになりました。
さらに、暑さ対策でグリーンカーテンとしてアサガオを植えました。
数日で芽がでました。
アグリレット3カ月後まとめ
アグリレットを使い始めて3カ月後ですが、
まずは臭いが全くしないことに驚いています。
ラベンダーのポプリなども設置しましたが、必要がないくらい匂いません。
便槽と便器の間に水が少したまって、臭いがしないようになっているのですが、たまにその水が蒸発して、無くなっているときがあります。
それにもかかわらず、臭いがしないため、酵素の力がかなり働いているのではないかと思います。
地面に基礎無しで設置しているため、沈下などの可能性もあると心配しましたが、沈下もありませんでした。
いまとのころ、特に問題はなく、お客様にも安心して、使っていただけると確信しています。