【観光農園予定地に建築物は建てられない?】vol.139

ねずみの家の画像 脱サラ・農起業
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脱サラ元地方公務員、現、ブルーベリー農園経営者。かんざきたつや(@ttykanz)、37歳です。

農業を目指した理由、脱サラの経緯、やりたい農園のコンセプトなどは、下記のプロフィールページ又をご覧頂けるとうれしいです。

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農地には農地法などの制限があり、

建物には建築基準法、都市計画法などの制限があります。

今回は、農園と建物について、いろいろあったことを書きました。

観光農園予定地に建築物は建てられない?

立ちはだかるぞ!建築基準法!

建築中の建物の画像

以前、市役所に別件で打ち合わせに行った際に、

話の流れで、観光農園の小屋などの施設の話になりました。

私が借りている農地は、農業振興法に規定されている「農業振興地域」内にあたり、

用途変更と農地転用という手続きで、県の許可をとる必要があるということがわかりました。

だいたい把握はしていたので、許可がとれないこともなさそうでしたが、

建築物をたてるにあたり、建築基準方に基づく、建築確認が必要であり、

アクセス道が狭い(幅員3m程度)ため、建築確認がとれないのではないかという話がありました。

建築確認では接道要件というものがあり、すくなくとも4m以上の道に、2m以上接していなくてはならないというものです。

以前から、建築確認のことも大体は把握していたのですが、10m2未満の建物であれば建築確認は不要だという認識でしたので、もともと大きい建物は建てるつもりがありませんでした。

しかし、見落としがあり、都市計画法の「都市計画区域」に該当する場合は、規模に関わらず、建築確認が必要になることがわかりました。

田舎だから、都市計画区域からはずれているのではないかという淡い期待もむなしく、

調べてみると、安曇野市は、山岳地帯をのぞき、ほとんど都市計画区域内でした。

すなわち、私が耕作している農地内は

面積にかかわらず全ての建築物に建築確認が必要であり、接道要件を満たさないので建築許可がとれないということになります。

ここでいう建物とは、常設の屋根と壁がある建物及びその構造上必要な施設です。

あれ、建物は、ほぼほぼ無理~?

むしろ農地と一体化した空間にしてみよう

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家に帰ってきてから、小一時間ほど、悩んで・・・

よくよく考えたみたら、小屋とかのレストスペースを整備して、

とかいうのは、すでに成功している人の真似をしていただけなので、

小屋を建てたりすること自体が目的ではない・・・

と、いうか正直なところ、小屋を建てることそのものには、元々あまり情熱がありませんでした。

やりたいのは、おいしくて健康なフルーツの摘み取りができて、心地がいい空間づくり。

ここ安曇野の景色や環境を満喫できるもの・・・・

むしろ、ブドウ棚とかつる性の植物で木陰を作ったり、様々な食べられるもの、ハーブや花も栽培して農地と一体化した快適な空間を作ってみてはどうか。

農村振興法や農地法の制限も受けないくらい、農作物と一体化させてはどうか。

販売や事務所的なものは、移動販売車でも全然Okだし、

バイオトイレをレンタルすれば、汲み取りも不要だし、清潔感もある。

(トイレは仮設なら、建築物に該当しない)

竹林や石(何故か周辺にたくさんある)など地域の素材とかもフル活用し、農地のような庭園のような、面白いものが作れそうな気がしてきました。

いろいろ考えているうちに、

あれ?これって・・・

数年前から、興味をもって少し勉強していた「パーマカルチャー」という、単語が浮かんできました。

パーマカルチャーとは1978年、当時オーストラリアのタスマニア大学教員であったビルモリソンと、学生であったデビット・ホルムグレンが確立した、人間にとって持続可能な環境を作り出すためのデザイン体系

のことです。

(「パーマカルチャー~自給自立の農的暮らしに~」(パーマカルチャー・センター・ジャパン編 抜粋))

パーマカルチャー菜園入門

パーマカルチャー菜園入門

自然のしくみをよく観察し、伝統的な手法と最新のテクノロジーを融合させたり、といった考え方がすごく共感できますし、

人間への配慮(自分や周りの人)という部分も大切にしていることも、心にささる部分があります。

そして、実は長野県の安曇野市(穂高地区)は全国的にみてパーマカルチャーのメッカ的な土地らしいので、学ぶ場所や人などにも恵まれています。

道を挟んで隣接する農地も借りられそうな感じになってきたので、

パーマカルチャー的な考え方も、取り入れて、再設計してみようかと思いました。

農園の概略図

(車の点検の待ち時間に、ラフスケッチを書いてみました。)

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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