脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
ブドウ棚の日陰を利用したレストスペース。
ブドウの木陰で休みながら、ブドウをちょっとつまみ食い・・・そんな妄想をしながら作っています。
2か所計画し、年内にだいたいできていたのですが、2か所目のマルチングをやっとこさ仕上げて、完了しました。
最近は、ブルーベリーの剪定や施肥作業などをやっていたため、しばらく手付かずでしたが、やっとレストスペースを仕上げることができました。
その様子を書いてみました。
仕上げは「積層マルチ」で
有機物で厚くマルチング、草を抑え土を作りながら育てる
「積層マルチ」はパーマカルチャーで用いられる手法で、有機物を厚く敷き詰め、雑草を抑え、土作りをしながら作物を育てる方法です。
炭素が多く含まれる資材と窒素が多く含まれる資材を交互に積みかさねて、炭素と窒素のバランスをとる工夫がされています。
私がレストスペースに積層マルチを利用しようと思ったのは、足元に木材チップを敷き詰めレストスペースをより快適するとともに、人の踏圧からブドウの根を保護するためです。
きのこの廃菌床も利用しました
前回と基本的には同じ工程です。
- 草を刈り、鶏糞をまく(今回はあまり草がなかったので草刈りは省略)
- ダンボール(炭素資材)を敷き詰める
- 窒素資材(きのこ廃菌床)
- 炭素資材(木材チップ)
ただし、4のところの窒素資材に、前回は刈草を使いましたが、今回はきのこの廃菌床を利用しました。
きのこの廃菌床は、(株)ホクトに依頼すると、4tダンプ1台(約8m3)※1を運搬費込みで200円でもってきてくれます※2
※1地域により2tダンプ(約4m3)になる場合あり
※2地域により運搬できない場合あり
最初は発酵熱がすごいので、最低3カ月くらいはおく必要があります。
今回使用したのは7月に運搬してもらったものなので、半年くらい寝かしておいたものです。
(↑だんだんと水分がぬけてくるので、採取的に半分くらいの体積になります。)
この発酵熱は本当にすごい(湯気でます)ので、春先の野菜苗を育てるのに使ってみたいとも考えています。
このような、捨てられてしまう有機物の資材を有効に活用していきたいと思っています。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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