「資格」と農業ビジネスの関係vol396

脱サラ農業・起業
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脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。

農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。

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私は、前職のときに「測量士」や「林業普及指導員」、「樹木医補」などの資格を取得したほか、個人的にコーチング・IT関係など、生活や仕事に役に立つ資格も勉強しました。

自分で農業ビジネスを開業しながら、「野菜ソムリエ」(日本野菜ソムリエ協会)、「メディカルハーブコーディネーター」(日本メディカルハーブ協会)などの資格も取得しました。

いろいろと悩ましい「資格」とビジネスの関係について書いてみました。

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「資格」が無いと成り立たない仕事はかなり少ない

(↑資格試験ではありませんが、スウィーツなどの食品営業をする場合は「食品衛生責任者」は必須ですが、講習会で取得できます)

基本的に、ある資格がないと成り立たない職業はかなり少数派です。

もちろん、法律などで、規制されており、資格や登録がないと開業そのものができない職業もありまが、医師や弁護士などの士業や、不動産など、職業の中ではごく一部であると言えます。

なお、営業許可などにあたり、必要な資格もありますが講習会などで取得できる場合が多いです。

自分のビジネスでは「資格」をとる目的を明らかにする

(↑2年程前に野菜ソムリエを取得しました)

このため、多くの場合、資格はスキルは、取得すること自体に意味があるのではなく、何のために取得するかが大切になってきます。

勉強や知識の取得そのものが目的となる場合

「資格」を取るための過程の勉強そのものが目的である場合です。

自分だけで勉強しているとどうしても興味のある部分に偏ってしまうたため、体系的な部分、普段、勉強していない部分がカバーしきれなくなり、知らず知らずに視野が狭くなることがあります。

ある程度、体系的に網羅するための勉強として役に立つ場合もあります。

ビジネス的な意味をもつ場合

(↑最近受験したハーブ&ライフ検定)

ビジネス的に見た場合、もう一歩踏み込んで、自身のサービスを届けたい顧客にとってよい影響があるかどうかが重要となります。

私が、取得した、野菜ソムリエやハーブ関係の資格は、営業するだけなら、「あってもなくてもいいもの」です。

「野菜ソムリエ」や「メディカルハーブコーディネーター」などは基本的に、野菜やハーブのある生活をおすすめする、コーディネートするというものであり、

「利用」という観点から、消費者と生産者をつなぐような意味合いがあります。

私は、農作物を生産するとともに、農村コンテンツを提供・おすすめするのが自分のやりたいことであり、自分のサービスだと位置づけているので、消費者側にたったサービスの向上のために、これらの勉強をしようと思いました。

私のサービスや私自身を信頼していただけていれば、野菜ソムリエやハーブ関係の資格などはなくても特に問題はありません。
(※かき氷などの販売をしているので、食品営業許可の食品衛生責任者は必要です)

しかし、それらの資格をもち、かつ、活かしながら活動することで、私のサービスのことを知らない方や初めてみつけた方に、客観的な安心感を与えることもできるのではないかと思っています。

ビジネス的な観点からは、資格の位置づけをそのように考えています。

世の中には、様々な資格や講座があり、どれも必要なものに見えてきてしまうことがあります。

特に自信のない頃は、私自身もそうでした。

「自分のやりたいこと」「届けたいお客様」など、「自分の目的」をはっきりさせておくことができれば、自然自分に必要なものを選択できるのではないかと思います。

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