脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
月齢が剪定の適期になりましたので、しばらく休止していた剪定を再開しました。
今日は、「ウッダート」という品種を中心に剪定しました。
剪定適期になりましたので、ブルーベリー剪定再開
剪定の適期になったので、ブルーベリーの剪定を再開しました。
そういえば、年明け初めての剪定です。
幼木は年内に終わっているので、成木が中心となります。
2023年1月は、10日ごろから適期になりますが、10日と11日は林業関係の仕事があったので、本日から開始しました。
今日の品種は「ウッダート」
今日はラビットアイ系の「ウッダート」という品種を中心に剪定をしました。
ウッダートは、ラビットアイ系ブルーベリーが日本に導入された頃に、「ホームベル」と「ティフブルー」と共に最初に入ってきました。
俗に「ラビットアイ系御三家」と呼ばれる、かなり古い品種です。
熟期の見極めが難しく、はずすと、すごく酸っぱいです。
正直、私は最初苦手でした(笑)
しかし、ある時、完熟した実の味が深く、甘く、かなり旨みがあることに気が付きました。
同期のティフブルーも完熟果の味は、現在でもトップクラスだと思います。
私の師匠もよく言っていますが、
「古い品種=悪い品種」ではないと、つくづく思います。
ウッダートの完熟の見極めには、通常のラビットアイ系の完熟の見極め方法に、さらに一工夫、いることを、去年発見しました。
見極め方は、図解で改めて紹介したいと思います。
ウッダートうちの農園では、それほど成長は早くない方、2年前はほとんど収穫できませんでしたが、
去年あたりから収量が増えてきました。
ウッダートの樹形は開帳性で、広がり気味、強い枝もでますが、細かい枝も多めなので、
どちらかと言うと、剪定に時間がかかるタイプです。
昨年の剪定の反省点を活かして~低めの枝をきちっと切る~
去年は、収量を気にしすぎて、低目の位置の枝を残しすぎたように思います。
去年も切っていましたが、少し甘かったように思います。
実の重量で、枝が垂れて、地面にくっついてしまっていたり、
収穫しにくくて、お客さんにも見つけてもらえなくて、落果してしまったものもありました。
今年は、収穫も考えた樹形や、集客と収穫のバランスをとりながら、ロスを減らすことを意識していこうと考えています。
本日は剪定日和
今日は、日中は暖かく、剪定日和でした。
ヘーゼルナッツの畑を見学に来た方がいたので、1時間くらいは、そちらに対応していましたが、ほぼ剪定をやっていました。
外に長くいても、とても気持ちがいい日でした。
しばらくは、こんな感じで剪定作業をやってます。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
※「にほんブログ村」のブログランキングに参加しています。 よろしければ、画像をクリックしていただけるとランキングに反映され、励みになります。