脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
ブルーベリーの剪定(冬剪定)は12月から3月くらいまでの休眠期にいます。
当たり前ですが・・・冬ですので寒いです。
しかしながら、私は剪定という作業がけっこう好きで、何時間でもできます。
それ以外の農作業は、けっこう、すぐにくじける方です(笑)
なぜか剪定はできます。
ぶどうの摘果をお手伝いしたときも、同じような感覚がありました。
不思議です。
ブルーベリーの生育状況は良好
今は、2019年に植えて、栽培を始めた頃のラビットアイ系ブルーベリーを剪定しています。
2年生のブルーベリー苗を植えてから、3年と半年ほどたっていますので、5歳半くらいになります。
ほぼ成木に近づいております。
今年も新梢(新しい枝)の伸びが良く、さらに収量が増えると思われます。
ブルーベリーの場合、強い新梢がよく伸びていることが、健康のバロメーターです。
土壌に問題がなく、根が健康に生育しているからです。
強い枝がよく伸びていると、残す枝に迷わないので、剪定作業自体も速くなります。
ブルーベリー剪定の方針
うちのブルーベリーたちは、まだまだ成長途上で、極端には混みあって重なる枝が少ないため、基本的に、「確実に切るべき枝」の整理が中心に剪定しています。
具体的には、以下のような枝を切る「枝整理」がメインです。
- 弱い枝 ※およそ5cm未満、つまようじサイズの細さ
- 下から横向きの枝
- 内向きの枝
- 枯れ枝 ※今年実をならした付近など
- (重なって混みあう枝 ※まだ少なめ)
但し、「内向き」であっても、実がなったときに、外にひらきそうな場合は、残しています。
さらに品種や個体による違いもあります。
悩ましい、ちょうど中間のようなものもあります。
そのため、これらを基本にしつつも、手を動かしながら、樹に合わせて考えていきます。
今のところ、成木約430本、幼木約170本ですが、全体で17~20日くらいの工数です。
ブルーベリーを最もよく見る時間が好き
毎年、思うのが、この時期が最も「ブルーベリーに向き合っている時間」が長いということです。
冬場以外の時間も、よく観察しているつもりですが、
長時間むきあって、生長を観察する時間は、剪定作業が一番長いのではないかと思います。
だから、私は剪定が好きなのかもしれません。
もともと農作業そのものよりも、眺めて観察しながらいろいろ考える時間が好きな方です。
葉を食べる、蛾や蝶の幼虫を食べる「コマユバチ」の繭をよくみかけます。
害虫の被害がほとんどないのも、初期の頃に比べて天敵が増えてきたことも大きいように思います。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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