ハーブガーデン(キーホールガーデン)をつくる②~施工編~  vol189-2

脱サラ農業・起業
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脱サラした元地方公務員、現在はブルーベリーをメインに果樹や野菜の作物エンターテイメントの仕事しています。神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz))です。

農園は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。

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「ブルーベリーの森あづみのホームページ」をみる。

最近、ハーブガーデンをつくりはじめました。

パーマカルチャーの手法ではる「キーホールガーデン」と「積層マルチ」を応用して作ります。

今回は、ハーブガーデンづくりの施工について書いてみました。

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材料あつめ

縁取りをするための石

キーホールガーデンの縁の形をつくるために石を用意します。

私の畑は火山灰土由来の土で,ときどき火山の石(?)が掘り出されます。

畑にするときに大量に出たと思われる同様の石が大量に積んであるため、その自然石を利用します(手前にあるのはおそらく前々作のぶどう棚の廃材です。)

レンガや植木鉢の破片など手に入りやすいものであればなんでもいいと思います。

ダンボール

積層マルチの2層目に使います。

引っ越しで使ったダンボールが大量にあるため、それを利用しました。

きのこの廃菌床

7月に入手して、積んでおいたキノコの廃菌床を3層目(窒素素材)として利用します。

㈱ホクトに依頼をすると1台(地域により2~4tのアオリ付きダンプ)200円で運んできてくれます。

しばらくすると発酵しながら発熱するので、最低3~4カ月は積んでおく必要があります。

木材チップ

ブルーベリーのマルチングにしている木材チップを4層目(炭素素材)の仕上げに利用します。

鶏糞

1層目と3層目の窒素素材として利用します。

養鶏や農業をやっている社会福祉施設から以前購入したものです。

キーホールガーデンの施工

1層目(窒素素材)草を刈って鶏糞をまく

草を軽くかって、鶏糞をまきます。

鶏糞は肥料ではなく、炭素素材をスムーズに分解するための窒素分の補給です。

草はマルチングの下になり、日が当たらず枯れてしまうので、そこまでしっかり刈り取る必要はないと思います。

2層目(炭素素材)ダンボールを敷設

ダンボールを敷きます。

草が生えてこないように、なるべく隙間がないように敷きます。

10~15cmくらい重ねを作りました。

新聞紙10枚程度でもできるようです。

3層目(窒素素材)きのこ廃菌床を敷く

ダンボールの上にきのこの廃菌床を敷きます。

こちらも窒素素材です。

まだ少しほかほかしていました。

植えつけるのは来年なので問題ないと思います。

鶏糞も少しだけ加えます。

石を並べる

ときどきポールなどを利用して、円の半径を確認しながら、キーホール型に石を並べます。

とくに印をつけずに、半径だけ確認しながらフリーハンドで並べていきます。

なるべく細長い卵型が使いやすいと思いました。

4層目(炭素素材)木材チップで仕上げ

最後に炭素素材の木材チップを敷設して完了です。

素材が乾燥している場合は散水した方がよいようですが、夕方が雨予報だったので、問題なさそうです。

まとめ

キーホールガーデンは、必ずしも積層マルチにする必要はないと思いますが、素材もそろっており、メンテナンスが楽になることから、積層マルチを採用しました。

きのこの廃菌床は、おもにトウモロコシや麦のふすまなので、窒素素材として使用しましたが、糸状菌(カビの仲間)が多く住んでいるので、炭素素材との相性も良いと考えて採用しました。

廃菌床は7月に入手して寝かしていましたが、まだ少し発酵熱があり、作物への影響も考えて、ブドウ棚下には利用しませんでした。

これで雨が降ったらきのこが生えてきそうです(笑)

そんなのも楽しみながら観察してみたいと思います。

これをあと5つ作り、全部で6個できます。

だんだんと楽しくなってきました。

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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