脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
私は、長野県の安曇野市というところで、農業(観光農園)をやっています。
県内の出身ではあるものの、もともとは安曇野市出身ではないので、
農地もそうでしたが、住居も探す必要がありました。
そのときの経験などから、新規就農や移住での住居探しについて書いてみました。
〇新規就農や田舎への移住での家の探し方について、経験もふまえて解説します。
新規就農や田舎暮らしには「倉庫つき一軒家」が理想
とくに、新規就農などで農業を考えていらっしゃる方は、「一軒家」できれば「倉庫付き」が理想です。
農業機械(私はあまりもっていませんが)のほか、意外とこまごまとした資材や器具が必要になってくるので、単純に、保管場所が多いと助かります。
一般的な賃貸物件は、収納スペースが最小限だったり、一軒家のような「余白」のスペースが全くと言っていいほどないため、置き場の確保が大変です。
農地に置いておくにしても、そちらにも倉庫や資材置き場などを設置必要もあるので、できれば自宅に倉庫があると便利です。
(↑倉庫やスペースがあると、農機具の保管に便利)
購入という方法もありますが、初期投資を抑えたい方は、できれば最初は賃貸でという方も多いと思います。
不動産情報で掲載される物件(空き家)はごく一部の物件
一軒家はいわゆる「空き家 」を中心に探すことになりますが、
不動産屋や「空き家バンク」などで把握している情報はごく一部で、さらにインターネットなどで公表されている情報さらにごく一部です。
とくに、空き家の場合は、手放したいと考えている方も多いのか、「空き家バンク」などは賃貸として扱っている物件はかなり少ないと思われます。
そのため、できれば、地元の方から紹介していただく方法がおすすめです。
田舎での家探しは地元の方とのつながりが大切
地域の方に紹介していただけた一軒家に住む
私の場合は、最初に農地をお借りして、約1年間は70km離れた長野市から、通って耕作をしていました。
(↑長野市に住んでいた頃は朝3時くらいに出発していました)
といっても、初期の頃は草刈りが中心だったので、できたことですが、だんだん観光農園施設なども整備していく必要もありました。
子どもたちの進学なども考慮して、住居を写すことにしました。
農地を紹介していただいた農業委員さんのつながりで、空き家になっていた今の住居を紹介していただき、賃貸の形で住むことができるようになりました。
広い庭と農機具がまだ入っている倉庫が2つ、2畝(200m2)ほどの畑もあり自家消費の野菜も栽培することができています。
(↑倉庫、畑つきで、それほど古くなく、よい物件を紹介していただけました)
地元の方のつながりでなければ、見つけられなかったと思います。
結果的にですが、引っ越したタイミングで、全国的にコロナウィルスがまん延してきたため、学校や幼稚園など2カ月近く休校となり、広い庭で子どもたちを遊ばせておくことができたのは、本当に運が良かったです。
(↑広い庭での遊びは飽きることがありません。)
何らかの形で地域とのつながりをもつことが大切
(↑自宅からの景色も綺麗です)
不動産会社などを介さずに地域の方などに物件を紹介してもらう場合、
紹介していただく方の信用にもかかわるため、信用してもらうことが大切です。
これは農地をお借りする際に同様です。
私の場合は、農地をお借りして、一応、まじめに耕作をやっていたので、信用していただけた面もあると思います。
理想の物件がすぐにみつからない場合でも、
あせらず、その地域で何らかの活動をしながら、地域の方とつながりをつくっていくことで、理想の物件が見つかりやすくなるのではないかと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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