トマトなどの果菜類の種まき方法~苗からつくるからおもしろい~ vol409

パーマカルチャー
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脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。

農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。

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寒い冬も終わり、長野県安曇野市も春めいてきております。

そろそろ夏野菜の準備をはじめています。

夏野菜の苗づくりは、寒い時期に保温しながら育てるので、少しハードルが高く感じるかもしれませんが、温室など特別な設備がなくても、苗づくりはできます。

今回は、トマトなどの果菜類の種まきについて、書いてみました。

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寒い時期の種まきはセルトレイが便利

果菜類は、暖かくなってから直まきをしてもよいのですが、その分収穫時期が1か月ほど短くなってしまうので、

長く収穫したければ、寒い時期から苗をつくる必要があります。

(↑夏野菜の苗をつくる場合は、まだ寒い時期から種まきをする必要がある)

夏野菜の苗づくりが少し難しいのは、まだ寒い時期に保温しながら発芽させたり育てることです。

発芽や生育に適した温度にすることが大切になってきますが、土の量が多いほど温まりにくいので、セルトレイがとても便利です。

(↑寒い時期の種まきは「セルトレイ」がとても便利)

ある程度大きくなると、ポットなどに移植する「鉢上げ」が必要となり、ひと手間かかりますが、この時期には土が少ない方が保温しやすく、保温のスペースも小さくてすむのでとても便利です。

様々なサイズが販売されていますが、72穴トレイサイズがちょうどよいサイズ感で使いやすいように思います。

私は36穴サイズ(72穴と同じセルの大きさで、2つにわかれている)ものを愛用しています。

セルトレイへの果菜類の種まき

種を用意します。

(↑自家採種したトマトなどの種)

昨年、自家採種したトマトなど数種類です。

自家採種することで、その土地に適した形質にどんどんなっていくので、年々育てやすくなると感じています。

共生菌なども、種の中に入って休眠するという説もあり、そういう意味でも種とりをしていくことは大切だと思っています。

あと、単純に種とりが好きなんです(笑)。

セルトレイに育苗用の土を入れ、少し指で押してから、種まき用の穴をあけます。

(↑植穴あけるのに、油性マジックの先がちょうどよいので、これを愛用しています。)

種をまいていきます。

トマトは3粒程度でよいと思いますが、自家採種で発芽率をたしかめていないので、念のため倍の6粒まいています。

(↑品種がわからなくならないように、印の旗を立てています。)

土をかけます。

ふるいを使うと便利です。

赤玉土で覆土するときもあります。

今回は、食用ほおずきの種が小さいのが気になったので、粒径の洗い赤玉土は少し心配でしたので、育苗土と同じものを使いました。

少し指で押さえて鎮圧します。

こうすることで、土と種が密着し、乾燥しにくくなります。

(↑軽く指で鎮圧しておくと、種が乾燥しにくくなる)

水差しで優しく水をやります。

ジョウロだと勢いが強すぎて、種や土が流れやすいので、最初の頃は水差しを使うと便利です。

(↑種まき後しばらくは、「水差し」で水やりをすると種などが流れなくてよいです)

新聞紙などで2~3日保湿しておきます。

まだ寒いので、夜は屋内に取り込んでおきます。

発芽し大きくなってきたら、ポットに「鉢上げ」します。

私の場合、夏野菜の植え付け時期を5月下旬にしているため、作物によって逆算して、種まきをしていくことが大切です。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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