脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
有機JAS認証を取得した「オーガニックブルーベリー」を栽培しています。
2023年は「夏剪定」をやってみました。
と、いってもいまいち、私が「夏剪定」の定義がよくわかっていないのが正直なところです。
夏に枝を整理することだったり、徒長気味の枝を摘心することを指す場合もあるようです。
とりあえず、ここでは、休眠期(11月から翌年3月)に行う剪定を「冬剪定」として、それ以外を「夏剪定」と呼ばせてさせていただきます。
2023年に実施した「夏剪定」の効果について書いてみました。
ブルーベリーの収穫のときに剪定をしていた
2023年はブルーベリーの収穫をする際に、収穫し終わった枝の不用なものは、終盤の収穫中に、ある程度整理していました。
とくに、実の重みで、下向きになってしまったものや、ラビットアイ系特有の、長い結果枝の結果して枯れ込んだ部分を早めにカットしました。
ラビットアイ系は樹勢が強く、枯れ込んだ結果部分から先にも、新梢が出てきます。
細長く垂れ気味の枝となり、樹形が乱れる原因になるため、早めにカットしていました。
一昨年から、やろうと思っていましたが、あまり余裕がなくできませんでした。
今年は、仕上げの収穫と併せて、こまめに枝を整理しました。
夏の時期にカットしても、特に病害等はありませんでした。
冬剪定前でもそれほどブルーベリーの樹形が乱れていない
前述の「夏剪定」のおかげなのか、どうかわかりませんが、今年の樹形は、冬の剪定前からわりと整っている印象があります。
下の方に垂れ下がり気味の枝も、すでに整理してあったので、わりとすっきりしています。
もちろん、枝が混みあっている部分はあるので、間引き剪定は必要ですが、樹形そのものは、比較的整っていて、やりやすいです。
冬に剪定をしているときに、たまに樹形が乱れていることがあり、後ほど確実に切ると判断できるものは、早めに切ってしまった方がいいのではないかと思うようになりました。
そして、あることを思い出しました。
垂直仕立ての「道法スタイル」で有名な道法正徳さんの、研修会に、5年程前に参加した際に、道法さんが「樹形は夏剪定で整える」という主旨のことをおっしゃっていました。
あ、そういえば、そう教わったじゃないか・・・・と思い、2023年夏は、シーズンの忙しい中でしたが、収穫しながら、なるべく枝を整えるようにしました。
まだ、序盤なので、よくわかりませんが、夏の剪定の効果がどれほどあったのかも、確認しながら剪定を進めたいと思います。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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