脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
ブルーベリーの森あづみのでは、果樹などの支柱は基本的に「竹」を使っています。
竹支柱は、劣化して、使えなくなった場合でも「土」に還る魅力的な資材です。
また、地面に差し込んで、酸素の通り道を作ったり、エネルギーを呼び込む(?)力もあるとか・・・
今回は、竹支柱の簡単な補修方法について書いてみました。
竹支柱は細いと折れやすい
前述のとおり、竹支柱はサステイナブルで魅力的な資材です。
一方、欠点としては、プラ製品の支柱と比べ、細いものは朽ちて折れやすいということが挙げられます。
特に、樹木が大きくなって、支柱により荷重がかかったり、強風だとと折れることがあります。
(↑折れたアキグミの支柱)
アキグミの支柱が折れてしまいました。
道法スタイルの「垂直仕立て」気味にしてあるので、気持ち、重心が高くなりがちなのもあるかもしれません。
支柱を指し直すのではなく、新たに短い支柱を立てる
そこで、支柱をはずして、新たな支柱を指し直すことはせずに、短くてもっと太い竹を支柱の根元に打ち込み、補修することにしました。
(元の支柱の背面側に、太く、短い支柱を打ち込みます)
そして、その太い竹支柱に、折れた長い支柱を番線で結束します。
(しっかり打ち込んだ短く太い竹に、元の長い支柱を結束します)
番線を結束する「しの」を家に忘れてきてしまったので、測量用のピンで結束しました。
(↑番線を結束する「しの」を忘れてきてしまったので、測量用のピンで結束。細長い物なら何でもOK)
元の支柱もしっかりと立ちました。
(しっかりと元通りに立ちました)
この方法は、最初に支柱を立てる場合でも使えます。
少し手間がかかりますが、短い方の支柱を打ち込みやすく、より安定します。
単管パイプなどでよく使われる方法で、農園の看板も同じように立てました。
(↑看板は塗装した単管と板で作成。短い単管を打ち込み、それに長い単管を固定している。)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
(↓玄関現代農業2022年2月号(農文協)に 私の関連記事が掲載されました)
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