エコトイレの「アグリレット」の日常のメンテナンスをもっと詳しく~アグリレット使用12カ月目~ vol379

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脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。

農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。

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ブルーベリーの森あづみのでは、エコトイレ「アグリレット」を採用しています。

排泄物を酵素により液肥にして植物を育てながら処理するトイレです。

設置してから12カ月目、そろそろ1年近くなります。

アグリレットのメンテナンスについてちっと詳しくレビューしてみたいと思います。

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(この記事でわかること)
エコトイレ・アグリレットの日常のメンテナンスをもっと詳しく写真入りで解説しています。
 
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アグリレットの冬場のメンテナンス

アグリレットの冬場のメンテナンスについてですが、

氷点下になるような地域の場合は、ポンプ内の水を抜く必要があります。

(↑右手前のポンプを踏んで水を抜きます)

といっても、水が供給される20Lのポリタンクから、給水口を出しておいてから、足踏みポンプを水が出なくなるまで、踏むだけです。

使用しない冬場でもアグリレットに消化消臭酵素は必要か?

アグリレットの基本的なメンテナンスは、消化酵素と消臭酵素を月一回、水に溶かして、流し込むことです(汲み取りは必要ありません。)

ブルーベリーの森あづみのの場合は、冬場は基本的にアグリレットは使用していませんが、冬も同じように消化消臭酵素は、一カ月に一度、投入しています。

ちなみに消化・消臭酵素は最初に買ったときに12カ月分はついてきますが、計量の誤差により、最後の月分は、足りなくなる場合があります。

最後の月が微妙に足りなくなる恐れがあるので、年次の終わりまでには次年分を購入しておくことをおすすめします。

アグリレットの日常のメンテナンスを詳しく解説

ここからは、アグリレットの日常のメンテナンスについて、細かく解説してきます。

消化酵素・消臭酵素の投入

消化酵素と消臭酵素を混ぜて投入します。

商品には一式がセットになって入っています。

(↑消化酵素・消臭酵素一式)

消臭酵素を付属のビーカーで規定量を計量します。

(↑ジップロックのような袋に入っています。)

ビーカーには、規定量の位置がわかるようにシールが貼ってあるので、わかりやすいです。

(↑消臭酵素の計量。規定量がわかる表示がついている。)

消臭酵素をバケツなどの容器に投入します。

(↑バケツなどの容器で酵素を混ぜます)

消臭酵素の入っていた袋は、空気を抜いてから封をすると、収納しやすく、水分でダマになりにくいです。

(↑消臭酵素の封をするときは、なるべく空気を抜くようにすると、ダマになりにくくなります)

消化酵素を計量します。

(↑消化酵素もジップロックのような袋に入っています)

付属の計量スプーンですり切り一杯分です。

(↑消化酵素は付属の計量スプーンで計量します)

バケツなどの容器に投入します。

(↑消化酵素の投入。風が強い日は注意して入れます)

少しずつ水を加えながら、消化酵素と消臭酵素を混ぜます。

(↑少しずつ水を加えるにはジョウロが便利)

練っていくようなイメージです。

(↑少しずつ水を加えながら、消化・消臭酵素を練るようにして混ぜていく)

混ざったら、水を2~3Lほど入れて、さらに混ぜます。

(練り混ぜ終わったら、水を加える)

(↑さらによく混ぜます)

便器から直接投入します。

さらに、便器に残った酵素を洗いながら流します。

ジョウロを使うと便利です。

汚水フィルターの点検・清掃

処理槽と、浸透パイプの間には、汚水フィルターが設置してあります。

汚水フィルターが目詰まりする場合があるため、点検を兼ねて清掃します。

なお、フィルターの隣の穴は点検穴になっていて、処理槽の中を少しのぞけます、

普通の汲み取りのトイレなら、これを開けた時点で、臭いがきつくていられないと思いますが、多少臭いがする程度で、消化消臭処理がされていることがわかります。

(↑写真左が汚水フィルター。処理槽に浸かっている部分は黒くなっています。右側が点検穴)

高圧洗浄すれば完璧だと思いますが、私はジョウロでさっと流す程度です。

今のところ、特に目詰まりしていたことはありませんが、点検も兼ねて清掃しています。

(↑ジョウロで水をかけて、汚水フィルターを洗っています)

中心分まで、しっかり水が浸透していれば、目詰まりはしていません。

(↑全体に水が通るようであれば、目詰まりは問題ありません)

管理記録簿に記入

作業が終わりましたら、付属の管理記録簿に記入します。

忘れないように、私はこのときに、次の点検日を決めてしまっています。

(↑管理記録簿。点検日は2月4日でしたが、来月の点検日をもう決めてしまって、自分のスケジュールにも入れてしまいます。)

アグリレット10カ月後とメリットデメリットのまとめ

これまでと特に、評価は変わってません。

特に大きな欠点はなく、農地や観光農園でもメリットがある商品だと思います。

(アグリレットのメリット)
・基本的に汲み取りが要らない
・電気や水の無い場所でも設置できる
・消化酵素で分解、液肥として利用するため環境負荷が少ない
・組み立てが簡単(大人2人で1日~1.5日)
・臭わない
・子どもでも使いやすい
・汚れが落ちやすく掃除しやすい
冬場のメンテナンスは簡単(ポンプ内の水を足ふみしてぬくだけ)
 
アグリレットの注意点)
・粘土が多い場所や締め固めた場所など浸透しにく場所には使えない
・地下水位の高い場所には設置できない

・農地以外には設置できない
・真夏は暑さ対策が必要
・砂ぼこりなどが入るので定期的に清掃する
・液肥浸透部分の花壇などは手入れもそれなりに必要
消化・消臭酵素が最後の月で微妙に足りなくなる可能性もあるので、あらかじめ余裕をもって次年分を購入しておく
アグリレットはこんな人におすすめ
・農地にトイレを設置したい(特に女性が多い場合)
・子どもが使いやすいトイレを設置したい
・観光農園に設置したい
・環境にやさしいトイレを農地や観光農園に設置したい
 
 

今回も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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