脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
有機JAS認証を取得した「オーガニックブルーベリー」を栽培しています。
ある「道具」によって、「今までの苦労は何だったの?!」と感動する瞬間があります。
農業分野に限らず、アプリやプログラムなどのITツールや機械の導入などなど、そんな瞬間が好きです。
私は、昔から、「ラクをするためになら一生懸命やる」タイプです。
サラリーマンをやっていたときに、時代に先駆けて一人「働き方改革」をやっていたのも同じような理由です。
今でも、「もっといい方法がないか・・・、もっといい作物や品種はあいか・・・、もっといいビジネスモデルはないか」そんなことばかり考えています。
これまでも紹介してきましたが、私なりに発見した、農業のツールを紹介していこうと思います。
今回は「土起こしフォーク」です。
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根菜類に便利な「土起こしフォーク」
最近、お気に入りの「土起こしフォーク」。
土起こし器とも呼ばれます。
私が使っているものは、長さが90cmほどの普通のスコップとだいたい同じくらいのサイズで、鉄製なのでやや重量感があります。
備中鍬とスコップをあわせたようなイメージですが、用途からは「鋤(すき)」の一種かもしれません。
根菜類を掘るのに、とっても便利です。
少ない力で地面にささり、てこの原理で起こすため
体が楽に、イモもあまり傷つけずに掘ることができます。
ブルーベリーの移植や穴掘りなどでも、最初に掘り起こしフォークあらかじめ土を軟かくしてから普通のスコップで掘ると、ラクにできて便利です。
石がある場合は、無理をせずに差し直したり、少し横に揺らすと石を避けて入る場合もあります。
サツマイモがラクに綺麗に掘れるようになった
以前は、手ぐわでほぐしながら、手で少しずつとっていたため、時間がかかり、イモを傷つけてしまうこともありました。
傷がついたイモは、商品価値も下がりますし、保管時に腐りやすくなってしまいます。
しかし、掘り起こしフォークであらかじめ土をほぐしてから、掘ると、直接イモに触れるずに、するすると掘れるため、傷つけるリスクも格段に下がります。
掘り起こしフォークを使うまでは、よく、写真でみるようなサツマイモが、鈴なりにつながった形、に掘ることができませんでした。
おかげで、「映える」サツマイモの収穫写真が撮れるようになりました。
土起こしフォークでサツマイモ収穫の労力が半減
昨年のデータをみると、サツマイモの収穫に、一人で11時間かかっていました。
今年は、同数のサツマイモ収穫を一人で、5時間でした。
なんと、かかった時間は昨年の45%、半分以下の時間で収穫作業を終わらせることができました。
土質によるかもしれないが、土起こしフォークはかなり便利
土が固そうな場合は、無理をするとフォークを曲げてしまうのが心配なので、一気には起こさず、少しずつおこしながら、深くさしていっています。
また、うちの畑の土は火山灰由来のふわふわした土なので、粘土が多かったりする場所で、乾いてカチカチな状態でも使えるのかは正直わかりません。
価格帯も二千以下で購入できるものもあれば、5千円以上するものもあります。
耐久性とか適用できる土質によっても若干違うのかもしれません。
私は高儀の1700円くらいのを使っていますが、今のところ特に不具合はありません。
土の条件によってはかなり便利な道具ではないかと思っています。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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