「どう生きる?」にしっかり向き合う時代へ~人生100年時代の歩き方~ vol434

脱サラ農業・起業
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脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。

農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。

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「人生100年時代」と言われ出したのはいつの頃だったのか、忘れてしまいましたが、いつのまにか定着しました。

人の寿命も健康寿命も延び続けていることは確かなようで、2012年以降に生まれた子の80%以上は100歳まで生きると推計されているそうです。

その頃には、100歳まで生きて「長生き」とは言われてなくなるかもしれません。

そのような時代に、どのように生きていくのか、それは・・・本当の意味で自分の人生に向き合う時代に入っていくのだと感じています。

しかし、それは「素晴らしい時代」になると確信しています。

その理由について、自分なりの考えを書いてみました。

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「長期間労働時代」はすでに始まっている

少し前の世代までは、企業などに就職し、60歳定年まで働き、それからは、年金をもらいながら老後を過ごすというライフスタイルが主流でした(そうでない人ももちろんいると思いますが・・・)

しかしそういった時代は、おそらく50年もなかったのではないかと思います。どちらかというと特殊な時代であるとも言えます。

少子高齢化が加速し、若い人が減り、高齢者が増加すれば、年金制度などは成り立ちません。

と、いうよりも、もともと年金制度は、若年人口の割合が高い特定の時期(人口のボーナス期)にしか成立しないモデルです。

効率的に、安定的に国家予算を増やすための税制の一つであったとも言えます。

しかしながら、少子高齢化や人口減少は、程度の差はあっても、先進国はいずれ直面することとなります。

日本では、年金の支給年齢の引き上げのために、公務員や民間起業では、定年の引き上げが段階的に進められています。

ざっくり言ってしまえば、世界的に見ても「働けるだけ働いてください。」という世の中に向かっています。

もう間もなく、これまで例のない「長期間労働」時代となります。

最近は定年後も再任用などで、働き続ける人も多く、すでに始まっているのではないかと思います。

長期間労働時代は「好きな仕事」ができる時代

いわゆる「フルタイム」という労働は、5日間勤務して2日間休養するという働き方です。

これを少し長期間でみた形が、40年間働いて、老後に20年程休むという、ライフスタイルだとも言えます。

これが、40年働いても、さらに20~40年働くということになります。

休養があるから、なんとか奮起しながらがんばれたのが、いつまでたっても、休日がやってこないという状態になります。

つまり、いやなことはほどほどにしないと・・・もっと言えば、「好きな仕事」でないと、働き続けることは、できないのではないかと思います。

少なくとも私には無理です(笑)。

これまで、何となく、「安定性」など、漠然とした他人の評価で選んでしまっていた仕事も、本当に自分にとってどうなのか、多くの人が真剣に向き合うことになります。

会社や組織が安定していても、自分が働き続けられなければ、長期間労働時代には労働者にとって「安定」ではないからです。

本人が望むと望まざる関係なく、自分の人生に向き合う必要がでてきます。

しかし、ある意味では、他人目線ではなく、自分の目線で、本当の意味で人生に向き合うことができる。

それについて真剣に考えるから、自分の望む人生を実現できる。

それは、会社で働いても、起業しても、両方でも、なんでもOKですが、少なくとも自分の望む働き方を選択する時代になると思います。

そんな、素晴らしい時代であるとも言えます。

「働き方改革」とう言葉がまだない、10年以上前、私は労働時間を短縮する必要性を感じて、様々な工夫や取り組みをしていました。

その頃は、まったく周囲には理解してもらえませんでしたが、労働人口の減少、必ず労働時間に向き合う時代になると確信していました。

(↑当時、㈱ワークライフバランスの小室淑恵さんの著書などをよく読んでいました)

そうして、時代はかわり、「働き方改革」が実現しているかは別として、世間の「常識」は全く変わっていったのは周知のとおりです。

今、「好きな仕事で生きていく」と誰かに話したら、「そんなの一握りの人だよ・・・」と言う人もいるかもしれません。

しかし、必ず、そのような時代になっていく、そしてそれは、きっと素晴らしい時代になるということではないでしょうか。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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