「好きなことを仕事にすること」は冒険ではなく「手堅い選択」だと思う理由vol364

脱サラ農業・起業
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脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。

農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。

かんざきたつやのプロフィールページを見る

「ブルーベリーの森あづみのホームページ」をみる。

インスタグラムもやってます。

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私は、サラリーマン(地方公務員)を辞めて、ブルーベリーの観光農園を始めた、いわゆる「脱サラ農家」です。

脱サラして、農業を始めました。起業しました・・・・と言うと、

「よく思い切ったね~」とか「チャレンジャーだね~」とか、

「人生一度きりだから、賭けに出るのもいい」とか(?)

とにかく、リスクを背負って、冒険するようなイメージを持たれることが多いです。

もちろん、いい意味で言っていただいているとも思うので、ありがたいことですが、

実は、私自身は、「ハイリスク」、「賭け」といったイメージは全くもっていません。

それどころか「最も手堅い選択」だと思っています。

その理由について書いてみました。

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人生100年時代は本当に起こる~伸びる平均寿命&健康寿命と定年~

厚生労働省によりますと、2021年の日本の平均寿命は、男性が81.41歳、女性が87.45歳です。

同じく健康寿命は、 男性72.68歳で、女性75.38歳 で、一貫して伸び続けており、

2050年には、平均寿命は90歳に達すると推計されています。

平均寿命などの伸びは、80歳程度で鈍化すると考えられていましたが、現実には一貫して伸び続けています。

注目すべきは、平均寿命も健康寿命も延び続け、それらの差が縮減してきているという点です。

多くの人が「健康で長生きする」という時代にますますなっていきます。

人生100年時代になくなる「リタイア」と「老後」

サラリーマンは60歳までバリバリ働いて、その後は年金で悠々自適に・・・・といった時代もありました。

しかし、少子高齢化により、すでに年金の制度設計は破綻しています。

実際、現在でも60歳を超えても働き続ける人は多いですが、

実際、年金の支給年齢自体も引き上げが徐々に進みつつあり、それに伴い、定年を廃止したり、延長させる動きが進んできています。

私が以前働いていた県庁でも、1年ごとに少しずつ、数年かけて定年を伸ばしていくという方針だとききました。

これからは、「リタイア」や「老後」という概念は消失して、ほとんどの人が、高齢になっても、できる限りは何等かの形で働き続けることが一般的になることは明らかです。

かつてない「長期間」労働に必要な要素とは

働き続けるには「やりたい仕事」であることが必須になる

このような、かつてないくらい長く働く時代「長期間労働」の時代で必要となるのが、

長く続けられる仕事です。

これは、例えば、私が以前働いていた行政機関のように、「つぶれにくい会社」という意味ではありません。

外部に依存した安定ではなく、自分自身の働き方です。

つまり、自分が長く働いても、メンタル的にも体力的にも大丈夫な仕事です。

好きな仕事であれば、自身の興味やモチベーションが高いので、エネルギー量が全く違います。

疲れていても、楽しくできてしまう、それくらい好きなことであれば、長期間労働時代は、全く問題なくこなすことができる上、つらいどころか、楽しく生きることができます。

まとめ

60歳までがんばって働いて、あとはのんびり・・・・は絶対にできない時代にもう入ってしまっています。

それに直面し、どんな生き方、どんな仕事がしたいのか、考えだす方も増えてきていると感じています。

私自身もその一人です。

いままでは、「好きな仕事ができるのが理想だけどさ・・・みんな我慢してるしさ」

ですんでしまっていたものが、全く違う時代に直面し、

何人かが「好きな仕事」で生きることを選び、それを実際にやっているのを見た、同じことをやる人が増えていき・・・・

オセロのように、世の中の仕事に対する考え方がひっくりかえっていく・・・そんな状況を想像してしまいます。

こう背景から、私は「好きな仕事」をすることは、「最も手堅い選択」だと考えています。

長期間労働時代も、生涯現役で、夢中になれることを、好きな仕事をやり続けることができるのであれば、とても幸せな時代であると言えるのではないでしょうか。

↓数年前に読んで、働き方について、考えさせられた本です。アメリカでのケースを想定していますが、人生100年時代は世界規模での傾向であるようです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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