身近な自然素材で子どもたちの遊び場をつくる①~ヤナギのトンネル~ vol223

ヤナギのトンネルの写真 脱サラ農業・起業
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脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。

農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。

かんざきたつやのプロフィールページを見る

「ブルーベリーの森あづみのホームページ」をみる。

インスタグラムもやってます。

ブルーベリー農園に「ヤナギのトンネル」をつくりました。

子どもたちが探検気分で遊べる場所、そして「自然とつながる」というコンセプトにあわせて企画しました。

今回は、「ヤナギのトンネル」作りついて書いてみました。

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ファミリーガーデンを参考にヤナギのトンネルを

ヤナギのトンネルを作ろうと思ったのは、1年くらい前に

イギリスのガーデンデザイナーのバニー・ギネスさんの「ファミリーガーデン~子どもたちの庭・家族の庭(バニー・ギネス、メディアファクトリー」を読んで、いいなあ・・・と思ったからです。

子どもたちが探検気分で遊べる場所、そして身近な自然素材を利用することで「自然とつながる」というコンセプトにぴったりだと思いました。

ヤナギのトンネルの材料の採取

シダレヤナギの枝を採取

「ファミリーガーデン」に書いてあるヤナギの品種は日本にはないと思われるので、文脈からは柔らかくしなる素材がいいと思い、「シダレヤナギ」の枝を使うことにしました。

近所の河川敷には「ネコヤナギ」や「イヌコリヤナギ」しか見当たらず、しかも河川の工事でほとんど伐採されてしまっていました。

そのため、長野市に仕事で行った時にシダレヤナギの枝を少しいただいてきました。

ヤナギのトンネルの作り方

土に直接挿し木

地中に15cmほど、差し込んで、挿し木します。

「ファミリーガーデン」には荒砂を入れるように書いてありましたが、農園の土は水はけのよい火山灰土なので、砂を入れると乾燥しすぎると考えて、そのまま挿すことにしました。

通常の挿し木よりは、挿す枝が長いですが、ヤナギは生命力が強いので、なんとかなるかなあ・・・

トンネル状に編み込む

次に、差し込んだ枝を半円になるように編み込みます。

少し長さが足りないところや、風などではずれないように、シュロ縄で軽く結束しました。

幅1m程度、高さも1m程度の小さなトンネルで、基本的に子どもサイズですが、大人でもなんとかくぐることができます。

仕上げは積層マルチ

トンネルが芽吹いてきても、完全に日陰にはならないと思うので、トンネル内の草を抑えるためと、ヤナギの保護のため「積層マルチ」を敷きました。

ヤナギはあまり肥えた土は好まないので、鶏糞は使用せずに、新聞紙、きのこの廃菌床堆肥と木材チップを使いました。

いつもよりは厚みが少なめの簡易版です。

トンネルをくぐるとき木材チップが少しチクチクするかもしれないので、ワラむしろをしきました。

自然な樹形からは無理があるので、少しヤナギがかわいそうな気もしましたが、ヤナギは洪水で流されても、流された先で復活するくらい強いので、多少妥協してもらうことにしました・・・ありがとう。

まとめ

いつもは、作る前に設計図を書くのですが、今回は、ほとんどフィーリングで仕上げました。

パッと見て枝で遊んでいる感じでしたので、まわりの畑に人がいなくてよかったです(笑)

春になって芽吹いてくると、緑のトンネルになる予定です。

うまくいくかわかりませんが、万が一うまく芽吹かなかったら、つる植物を栽培しようと思っています。

竹で作ったティピーなどと組みあわせても、いい遊び場になると思います。

身近な資源を利用して、自然とつながる、自然と遊べる場所をつくるのは本当におもしろく・・・

たくさんの子どもたちが遊んでくれうとうれしいです。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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