ブルーベリー植樹体験のすすめ~やってよかった植樹祭~ vol313

ブルーベリー植樹祭の写真 脱サラ農業・起業
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脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。

農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。

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「ブルーベリーの森あづみのホームページ」をみる。

インスタグラムもやってます。

YouTube動画始めました☆

2019年にブルーベリーの栽培を始めて、今年2021年にブルーベリー&パーマカルチャーの観光農園『ブルーベリーの森あづみの』をプレオープンしました。

実は2021年の5月、その年にブルーベリーを新植する畑の一部で、「ブルーベリー植樹体験」イベントを開催しました。

今考えると、ブルーベリー植樹体験イベントこれはやってよかったと思うことの一つです。

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当初は乗り気でなかったブルーベリー植樹体験

最近は、ブルーベリー観光農園を始めるにあたり、ブルーベリーの植樹体験をやる方が増加傾向で、それほど珍しくはなくなってきてるかな~という印象です。

そんな中、2021春にブルーベリーを少し増やすことになり、約170本植えることになりました。

植樹体験をやろううか、ぼんやりと考えてはいたものの、正直なところ、最初は少し乗り気ではありませんでした。

何故かといいますと・・・・

前職で県の林業の技術職員をやっていた頃に何回も植樹祭というイベントを仕事としてやっていたことがありました。

林業の普及啓発のため(?)にだいたい春に植樹祭が開催され、その中で記念植樹が行われるのが一般的で、植樹指導といって、記念植樹する人たちを先導し、植え方を教えて、植えていただく・・・といった流れです。

しかし、小学生の子どもたちなどを除き、ほとんどが毎年参加している林業関係者。ほとんど身内のイベントという印象で、参加者も仕方なく参加しているように見えました(そういう意味では普及啓発にはなっていないような・・・)

そういった経験もあり、植樹イベントに何となくネガティブな印象をもっていたのです。

しかし、何かワイワイと、イベントはやってみたいという思いはずっとあり、ブルーベリー植樹体験をやってみることにしました。

今思うと、「募集して誰もこなかったらどうしよう・・・・」という怖さも少しあったかもしれません。

ブルーベリー植樹体験を実際にやってみて感じたこと

自分の「楽しい」を「共有」する楽しさ

実際に、ブルーベリー植樹体験を募集させていただくと、想像よりも多くの方ご参加していただくことができました。

私やお手伝いスタッフも入れて30人ほどの人数でで44本の苗を植えました。

あらかじめほる場所に支柱をたてておき、参加者は移植ごてやクワで植穴を掘り、植えたら、油粕を撒いて、チップを運んでマルチングをするといった流れです。

私のとりくんでいる「ブルーベリーど根性栽培 」は基本的に12cmポットの大きさの植穴しか掘らないので、移植ごてサイズのシャベルでも十分掘ることができます。

(↑移植ごてでも植えることができます)

危険の少ないない作業なので、イベント向きだと思いました。

なお、酸度調性の硫黄粉は直接肌に触れるとかぶれることがあるので、植樹体験のときは使用せずに、後ほど散布しました。

みんなで協力し、あっという間に1時間くらいで、完了し、多くの方に「いい体験だった」と言っていただくことができました。

中には、植樹そっちのけで、虫を探したり、走り回る子どもたちもいました。

それも、この農園の魅力だと感じました。

その中で、自分が普段、考えていることややっていることを共有でき、楽しいでいただけるということがとてもありがたく、楽しく感じていました。

自分が普段やっていること、自分の「楽しい」が他の誰かと共有できたことが自分の中ではとても新鮮でした。

ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。

ブルーベリーたちは、現在も元気に育っています。

開園中のイメージがどんどん湧いてきた

作業後はかき氷、コーヒーを提供させて頂きました。

今思うと、観光農園で提供する予定の「北アルプス自然水の無添加かき氷」のデビューでした。

美味しそうにかき氷を食べる子どもたちをみていると、開園中のイメージがどんどん湧いてきました。

植樹の記念標柱を建てました

(↑記念標柱。皆さん、個性豊かです)

植樹体験のときに、記念標柱を準備して、自由に名前や絵などを書いてもらいました。

一本一本に目印をつけてもらうことも考えましたが、

基本的に枯れることはありませんが、万が一、その樹が枯れてしまう可能性もゼロではありません。

そして、中途半端な資材で目印を作ると、紫外線で劣化したりして朽ちて、どこかにいってしまうこともあります。

そのため、強度のある木杭を加工して標柱にして、防腐処理をしながら、維持管理することにしました。

(↑焼杭を使用し、埋める部分は腐りにくいようにさらに炙って表面炭化させました。全体には浸透性防腐材を塗りました)

実際にイベントをやってみると、誰が植えたというよりは、全体をみんなで協力しながら植えたという感じだったので、

それにもマッチしていたと思います。

まとめ

オープン前に練習のような形で提供できたのはよかったですし、ドキドキしながらも、企画し、募集し、サービスを提供する、という一連の流れを体験できたことも大きかったように思います。

何よりも、自分が好きなものを共有できる喜びということを肌で感じることができたのが、何よりよかったように思います。

どちらかというと今まで、一人でやっている作業が多かったので、あらためて、みんなでやる喜びを知ることができたように思います。

最近は、参加型のイベントを通じながらファンを増やしていくというマーケティングもよく見られます。

まずは、自分自身がみんなでやる楽しさを実感することがもっと大切・・と思いました。

観光農園を始められる方は、「ブルーベリー植樹体験」は本当におすすです。

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