木材チップの追加中~ブルーベリーど根性栽培で大切なマルチング~ vol333

ベリー&ナッツ&ハーブ
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脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。

農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。

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ブルーベリーの森あづみのでは自然の力とブルーベリーの潜在能力をフル活用する「ブルーベリーど根性栽培」にとりくんでいます。

ブルーベリーの「ど根性栽培」では、水やりはいっさいやりませんが、そのかわり、木材チップのマルチングで保湿します。

今回は木材チップのマルチング作業(チップの追加)について書いてみました。

《この時期でわかること》
〇ブルーベリーの森あづみので行っているブルーベリー栽培の木材チップの追加作業について
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水やりをせずに木材チップのマルチングで乗り切る「ど根性栽培」

ブルーベリーのど根性栽培は、植え付け時も含めて水やりはいっさいやりません。

これは、一般的な栽培方法で言われている「ブルーベリーは水やりが大切」という常識とは全く違います。

植えつけ地に、ブルーベリー1本あたり、ペール缶4杯分(80L)の木材チップを10~15cmほどの厚さでマルチングしています。

(↑植え付け時、厚さ10~15㎝で木材チップのマルチング)

(↑植え付け時の木材チップの量はペール缶4杯分(80L)。植えるよりもこれが大変だと思いました)

このマルチングの効果はかなりあって、真夏でも、マルチングの下は湿ってひんやりとしていました。

(↑真夏でも木材チップマルチの下はひんやりと湿っていた)

また、刈り取った草なども、ときどきマルチングに加えました。

(↑刈草でもマルチング)

実際私も、植え付け時も含めて、一切水やりはしていませんが、全く問題なく育っています。

ただし、これはうちの農園でメインにしているラビットアイ系の場合ですので、ハイブッシュ系は2年生苗からの栽培で試したことがありませんので、同じような結果になるかはよくわかりません。

木材チップが減ってきたらちょっとずつ追加する

木材チップはだんだんと分解されて、嵩がへってくるので、減少分を定期的に追加する必要があります。

チップの材料や品質にもよりますが、私が使っているものは、だいたい1年で1~2割程度は減ります。

樹皮が多かったり、水分が多い材料はかさの減り具合が大きい気がします。

追加ができなかった年もありますが、だいたい1年~2年にペール缶1杯(20L)くらい追加するとよいと思います。

今回も1株あたり、20Lずつたしています。

(↑1株あたり20Lほど木材チップを追加。減少量が多ければ追加量は増やすこともある)

植えつけのときの80Lにくらべたら、4分の1の労力なので、かなり楽です。

機械を使って一気にやる方法もあると思いますが、冬の作業の合間の息抜きにちょうどよいので、一日30分くらいずつ、手作業でやってます。

冬は少し運動不足になるのでちょうどよいような気もします。

フォークを使えば、あまり力がいらない上に、材料のロスがほとんどなくすくえるので、重宝します。

始めたばかりの頃は角スコを使っていましたが、なかなかチップにささらなくて、本当に大変でしたが、フォークを使いだしてから、ささらないストレスが全くなくなりました。

(↑フォークは木材チップを楽にすばやくすくうことができます。)

木材チップはあらかじめストックしておきます。新しいと木材の樹種によっては成長阻害物質を出す場合があるらしいので、念のため、数カ月ねかしてあります

(↑あらかじめ、数カ月ねかしてあった木材チップ)

農園は扇状地の地形なので、2~3%のゆるやかな傾斜がついています。

その最上部にストックすることで、運ぶときに、下り坂になるように工夫しています。

(↑ゆるやかな傾斜がついているので、運搬時は全て下り坂になるようにストック場所を工夫)

ちょうど、枯草やクローバーが木材チップのサンドイッチになって、パーマカルチャーでいうところの「積層マルチ」のようで、作っていくのが、うれしくなってきます。

多分冬の間に完了しそうですが、ちょっとずつやっていこうと思います。

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