脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
有機JAS認証を取得した「オーガニックブルーベリー」を栽培しています。
品質管理のため、糖度計を導入しました。
早速、うちの農園のブルーベリーの糖度を測ってみました。
「ブルーベリーの森あづみの」のブルーベリーの糖度はどれくらい?
まだ、ブルーベリーの森あづみののブルーベリーは、今年の実は熟していません。
そのため、昨年収穫の冷凍(メインで栽培しているラビットアイ系)を測定しました。
品種も変えながら、8回測定し糖度は、およそ14〜17度に分布していました。
一般的にブルーベリーの糖度は8〜12度程度と言われているので、それよりは高い値でした。
しかしながら、ラビットアイ系ブルーベリーはもともと平均的に糖度の高い系統であり、
一般的に言われている数値の条件も詳細がわからないので、一概に比べられないかもしれません。
他の人気フルーツの糖度は、およそ以下のようになります。
ミカン(ブランド)約12度
リンゴ約15度
ブドウ約17度
(果樹をめぐる情勢(H26 農林水省公表資料)P3参照)
かなり甘い部類のブドウでも17度くらいが基準となります。
ブルーベリーは、品種、完熟具合(これは収穫の仕方が大きく影響します)などによっては、
ブドウやリンゴに引けをとらない甘さであると言えます。
品種ももちろん影響しますが、ブルーベリーの森あづみので特に熱心に取り組んでいる点は、「収穫方法」。
注文発送の完熟した実をじっくりと時間をかけて見極めて丁寧に収穫しています。
農業法人で働いていた時の経験からみても、おそらく、収穫の作業効率は通常の半分以下だと思いますが、甘い実を厳選した実の品質には自信をもっています。
摘み取り体験にお越しのお客様にも、そのノウハウをお伝えして、美味しい実をみつけてもらうえるようお手伝いしております。
今回用いた糖度計は、高森コーキの「デジタルフレッシュ糖度計 果樹名人 TKR-1」とう商品です。
防水で使い方もシンプルで使いやすいものでした。
読み取り易さや、写真などのことも考えると、デジタル表示がおすすめです。
今後とも品質管理に活用していきたいと思います。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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