脱サラ、元地方公務員、最近まで某農業法人にてブルーベリーの栽培をやっておりました。かんざきたつや、36歳です。
現在は、農業法人を退職し、独立起業の準備をしており、子どもたちの笑顔あふれる、お父さんお母さんも一緒に笑顔あふれる、ブルーベリー農園を自分で創るべく、日々まい進しております。
脱公務員の経緯や、ブルーベリー栽培を志した経緯、やりたい農園のコンセプトについては、以下をご覧ください。
2018年11月に、起業のため、某農業法人を退職し、現在は、ブルーベリー観光の開園準備を本格的に始めています。
長野県安曇野市に2021年開園(もっと早まるかもしれませんが)です。
・・・また、宣言してしまった!
言ってしまうことも重要ではないかと思いあえて2回書かせていただきました。
こうご期待☆
さて、今回は家族のことについて書きたいと思います。
私は、妻、子ども2人(7歳と3歳)の4人家族です。
妻と結婚したのは2007年だったので、夫婦歴は11年程になります。
なお、私の実家は長野県松本市にあり、末っ子の長男です。2つ年上の姉がいますが、結婚して松本市内に住んでいます。
1.結婚した頃
結婚した当初は、私は栃木県庁の職員であり、就職して3年目でした。
妻は当時は実家である三重県に住んでおり、結婚と同時で栃木県で暮らしました。
私と妻は、栃木県にある大学の同級生であったため、お互いになじみのある土地でしたので、暮らし自体は不便を感じることはありませんでしたが、結婚してからは、お互いの実家が遠く、また将来的なことも考えると不便さを感じるようになりました。
2.長野県へ移住(住む場所を変える)
その2年後、私の実家である長野県に戻ることを決意し、長野県庁の試験を受けなおして、長野県に戻り、長野県では8年ほど暮らしています。子ども2人は長野県に住んでんいるときに授かりました。
3.農業の道へ(仕事を変える)
その後、自分の人生を生きたいと決意し、農業の道を志した訳ですが、長野県を退職し、農業法人でブルーベリー栽培の経験を積み、自分の独立のために農業法人を退職し、今に至ります。
農業を志したのは、2.の長野県庁時代であり、そのときは、妻はあまりいい顔はしていませんでした。
はっきりとは言いませんでしたが、正直反対だったと思います。
それはそうでしょう?安定した生活がなくなることを想像しただけで、不安で一杯になります。
その時は自分でもまだまだ本気度が足りなかったのかもしれません。
説明する内容もあやふやであり、農業で成功した人の本を読み、ただ、そのエピソードを話すくらいしかできませんでした。
その後、自分が仕事でつらい時期に、私を心配してくれたのか、「本当につらいのであれば、好きなことやれば?」という方向になって言ったように思えます。
でも本人はやはり不安を抱えていたと思います。
私自身にも家族を守ることができるのかという不安や甘えてしまっているような罪悪感が襲ってくる感覚がありました。
では、どうすれば???
妻は、私を心配しながらも、一方で「いきなり起業は不安。」「収入がなくなるまたは激減するのが不安」を抱えていると思いました。妻は、起業してセラピストをやっていましたが、当時は収入は少ない状況でした。
今思えば、妻は、自身に収入があれば、私に好きなことをやらせてあげられるのに・・・自分だけ好きなことをやっていて、という罪悪感も同時に抱えていたように思えます。
毎日考えてはわからず・・・という中で
その中で出した答えは、「農業法人への就職」でした。
国は自治体が推奨する研修制度に乗っかっても、補助金をもらうことはできますが、生活をしていく上で十分ではありません。農業法人での就職は給料をもらいながら、技術などを学ぶことができると考えました。
しかし、そうは甘くありません。農業法人での求人は、休日などの条件が厳しいわりには、給与が少なく、生活していく上では十分とは言えないような法人がほとんどでした。
しばらく探して、あきらめかけた頃、求人は無かったけど、ダメ元で問い合わせてみた農業法人での内定をもらうことができました。しかも全国でもめずらしいブルーベリーの専業です。私のやりたい農業に直結した仕事です。
その後、仕事ではいろいろありましたが、技術を学ぶことができ、一定期間生活も支えることができたことは、その農業法人には感謝しています。
今思えば農業法人への就職だけが唯一の選択肢ではなかったと思いますが、確実に次につながるステップでした。
自分とパートナーの意識にずれがあると「自分のことをわかってくれない。」「自分のために我慢してくれない。」とか、つい思ってしまいます。
私も思ってしまったことは何回もあります。
しかし、パートナー自身も「自分自身の不安と」「好きなことをやらせてあげられない罪悪感」など抱えているのではないかと思います。
そして、相手が不安に思っていることは、意外と自分が不安に思っていることであったりもして、ついてムキになってしまうこともあります。
「痛いところを突かれた~。」という状況です。
つい感情的になってしまうことは、あると思います(私もたくさんあります。)
それはしょうがない。人間だもの。
でも落ち着いたら、相手の不安、そして自分自身の不安 を冷静に受け止めて、
「不安から目をそらさず受け止め、その正体を探り、前向きで具体的な対策をする」
ことが大切ではないかと思います。
愛知県岡崎市で「ブルーベリーファームおかざき」を経営する畔柳茂樹氏のセミナーに参加した際も、参加者からの質問に、畔柳氏は「相手の話は反論せずに一旦全部聞き(受け止め)、その上で不安を解消する情報を提供する。」とう主旨の回答をしていたと記憶しています。
著書でもパートナーの理解の重要性に触れており、この方もいろいろ乗り越えてきたのだと感じました。
お金が不安であれば、収支計画を5年以上の長期で詳細の作成するなども大切です。
どうしても人間は1年間とか1カ月など短期間の単位でみてしまう傾向があり、新しいことを始めて、初期費用などが不安になってしまう傾向があります(私もです。)
また、お金がない不安ではなくて、正体は、実際には貯蓄が十分あったとしても、一定期間収入がなくなる不安だったりもします。
その時点で収集できる情報だけでも構わないので、長期計画で、収支が十分計算できるようにより具体的に計画する。
さらに、万が一計画どおりにいかなくても、貯金額などを詳細に分析すると最低〇年くらいは生活できる。最悪、その時点また就職する道もある。といった風にセーフティネットも含めて説明できるようにするとより良いと思います。
それは、計画の精度を高めるとともに、自分自身の不安をなくすことにもなります。
どうしても、不安なら起業の支障とならない範囲で、副業やアルバイトをしたっていいと思います。どんな方法でも良いので、自分とパートナーの不安を素直に受け止め、それに向き合うことで、楽しく次に進めるのではないでしょうか。
世界的、ライフコーチのアンソニー・ロビンズの名言にもありますが「感情の質が人生の質」なのだから・・・・。
以上、主に私の失敗談でした。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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