寒さに弱い作物の防寒~身近なもので寒さを防ぐ~vol561

パーマカルチャー
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脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。

農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。

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ブルーベリーの森あづみのでは、ブルーベリーのほかにも、さまざまな果樹やハーブなどを育てています。

なるべく耐寒性のあるものを選んでいますが、中にはあまり寒さに強くないものもあります。

比較的耐寒性の弱い作物の防寒対策をしました。

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寒さに弱いローリエ(月桂樹)

(地上部が枯れやすいローリエ)

ブルーベリーの森あづみのには、2年前に植えたローリエ(月桂樹)があります。

ローリエの葉っぱはスープなどに入れたり、ハーブティーにもなります。

ローリエは特に小さいうちは耐寒性が弱いようで、毎年、地上部がほとんど枯れてしまいます。

また、新しい芽が出てくるので、完全には枯れないのですが、毎年リセットされて、なかなか大きくなれません。

(ローリエは今のところ無事ですが、生長点あたりが枯れそうな感じです)

12月くらいまでは、どうにか大丈夫ですが、年が明けて大寒あたりから、枯れ始めることが多いです。

昨年は不織布で覆ってみましたが、やはり枯れてしまいました。

ススキ(カヤ)などで防寒する

(刈り取ったススキ)

そこで、今年は、植物で雪囲いのように囲うことにしました。

庭のススキを刈って、使います。

一方を麻紐で縛って、ローリエに被せます。

そして、風で飛ばないように、支柱に結わえて固定します。

最後に木材チップをススキの裾に被せるようにして固定しつつ、根本の部分を保温します。

ワイルドイチジクも防寒

ワイルドイチジク(ハマビワ)もどちらかというと暖かい地方の作物です。

10月頃に、小さなイチジクのような実がなります。

味もイチジクに似ています。

年によっては枯れ込むことがあるため、こちらも防寒しました。

こちらは、園内の刈草を利用して囲いました。

(南側(写真右側)から雪が溶けてきています。)

雪も南側を中心に溶けてきています。

後日談(2023年1月12日追記)

(今のところ、ローリエは無事です)

冬囲いをしてから、2週間ほど経ちました。

その間、マイナス8度くらいの日もありましたが、

今のところ、ローリエとハマビワは大丈夫みたいです。

不織布よりは、効果があるかもしれません。

無事に冬を乗り切れますように。

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今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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