脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
ブルーベリーの森あづみのでは、ブルーベリーのほかにも、さまざまな果樹やハーブなどを育てています。
なるべく耐寒性のあるものを選んでいますが、中にはあまり寒さに強くないものもあります。
比較的耐寒性の弱い作物の防寒対策をしました。
寒さに弱いローリエ(月桂樹)
ブルーベリーの森あづみのには、2年前に植えたローリエ(月桂樹)があります。
ローリエの葉っぱはスープなどに入れたり、ハーブティーにもなります。
ローリエは特に小さいうちは耐寒性が弱いようで、毎年、地上部がほとんど枯れてしまいます。
また、新しい芽が出てくるので、完全には枯れないのですが、毎年リセットされて、なかなか大きくなれません。
12月くらいまでは、どうにか大丈夫ですが、年が明けて大寒あたりから、枯れ始めることが多いです。
昨年は不織布で覆ってみましたが、やはり枯れてしまいました。
ススキ(カヤ)などで防寒する
そこで、今年は、植物で雪囲いのように囲うことにしました。
庭のススキを刈って、使います。
一方を麻紐で縛って、ローリエに被せます。
そして、風で飛ばないように、支柱に結わえて固定します。
最後に木材チップをススキの裾に被せるようにして固定しつつ、根本の部分を保温します。
ワイルドイチジクも防寒
ワイルドイチジク(ハマビワ)もどちらかというと暖かい地方の作物です。
10月頃に、小さなイチジクのような実がなります。
味もイチジクに似ています。
年によっては枯れ込むことがあるため、こちらも防寒しました。
こちらは、園内の刈草を利用して囲いました。
雪も南側を中心に溶けてきています。
後日談(2023年1月12日追記)
冬囲いをしてから、2週間ほど経ちました。
その間、マイナス8度くらいの日もありましたが、
今のところ、ローリエとハマビワは大丈夫みたいです。
不織布よりは、効果があるかもしれません。
無事に冬を乗り切れますように。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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