こんにちは、脱サラ元公務員、現在長野県の某農業法人にて、ブルーベリーを栽培しております、かんざき たつやです。農起業で「子どもたちが笑顔になる観光摘み取り園」を創るべく、日々まい進しています。
ここ最近は、自家栽培の畑の話題が多かったのですが、今日は、本業である、ブルーベリーの農作業について書かせていただきます。
ブルーベリーは、ムクドリなどの鳥による実の食害を防止するため、一般的に「防鳥ネット」という、樹脂製の網で栽培木を囲みます。実がなる前から、5月~6月頃に設置し、最低でも収穫が終わるまでは設置しておきます。今週から、防鳥ネットの片付け作業を行っております。
ぶどうの棚を少し高くしたような骨組みに、網がのっているようなイメージです。これを設置するときは広げて、格納のときは端に縮めてまとめておきます。
ひもで引くと動く仕組みにはなっているのですが、ネットが重なると重いため、数人で三脚などにのって少しずつ動かすことが必要となってきます。
風があると動かされてしまうため、作業が困難となる場合もあり、風が比較的少ない、午前中の方が作業には適しています。
この防鳥ネット、面積が大きければ100万円を超えることもあり、効果な資材です。例えば、ムクドリを主に対象とする場合は、渡り鳥であることから地域によっては、7月中旬くらいから、姿を消す場合もあるそうです。ラビットアイ系など収穫時期がそれより遅い品種であれば、防鳥ネットは不要となる場合もあり、実際に設置していない農園もあるようです。
防鳥ネットは、資材が高価であり、設置・格納にはなかなかの労力がかかるため、
栽培している品種、被害をおよぼす鳥の特徴をよく研究していくことが必要だと思います。
これは、防鳥ネットにとどまらず、全ての防除について言えることかもしれません。
引き続き研究をしていきたいと考えています。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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