農業を始めた「きっかけ」と「原動力」~vol868

観光農園の始め方
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脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。

農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。

有機JAS認証を取得した「オーガニックブルーベリー」を栽培しています。

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農業を始めた理由について人から聞かれることが、結構あります。

そのたびに、「どっちが先だったかな……?」と考えます。頭で計画して「よし、これでいこう!」と決めたようなイメージがあるかもしれませんが、本当の最初は、実際にはもっと感覚的なスタートだったようにも思います。

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「ワクワク」から始まる挑戦

(初期の頃のブルーベリー。今思うと、小さかった・・・)

「脱サラをして農業を」と考えたときの原動力は、とにかく「自分のやりたいことをやってみたい!」という気持ちでした。

学生時代は森林や野生動物の勉強をし、県庁で森林関係の仕事をしていましたが、特に農業に詳しかったわけではありません。

農作業をした経験もごくわずか。

ただ、自然と手を動かす仕事にどこか惹かれていました。

自然の力触れる心地よさ

農業を選ぼうと思った大きな理由の一つは、「自然の力を感じられる環境に身を置きたい」という想いでした。

平日は仕事で忙しく、休日に緑が広がる場所を訪れたり、当時趣味だった家庭菜園で作物を育てていると、とてもリフレッシュできたのを今でも覚えています。

特にこの安曇野の風景に惹かれたのは、「四季をしっかり感じられる」こと。

春には新芽が出て、夏は日差しを受けながらブルーベリーが大きく実をならし、秋には葉が色づいていく。

このサイクルに触れるたび、「植物の力、自然の力ってすごい」と感じます。

「日々の充実感」を感じられる

脱サラして農業をスタートした当初は、栽培も経営も「本当に大丈夫かな?」という不安がありました。

ようやく最近になって経営も安定してきたものの、慣れない仕事に少しずつ挑みつつ、「これで経営が成り立つのか」という課題に、いつもいつも向き合っていました(今でも、時々うなされます(笑))。

しかし、それ以上に「充実感」が大きかったんです。毎日、土や植物、空と向き合い、その成果が徐々に目に見えてくる。これこそが自分の求めていた充実感なんだと気づけました。

さらに、自分が育てたブルーベリーを誰かが「美味しい!」と笑顔で言ってくれる。その瞬間に、「農業を選んでよかった」と心から思えるんです。

観光農園では直接、その声を聞くことができますし、通信販売でも、うれしいレビューを数多く頂けるようになりました。

さらに、そういった日々の取り組みや、自分が経験したことを、SNSやブログ、YouTubeなどを通じて、発信することで、自分の中でさらに深まることや、

かつての自分のようにそれを必要としている人には、貴重な情報なんだということもわかってきました。

ブログやSNSは、使い方を誤れば、人を傷つけたり、貶めることに繋がる危険性もあります。

しかし、それ以上に、「幸せになる使い方」というのもあるのではないかと思っています。

ブログやSNSをきっかけに、県内外の方とも交流ができたりと、本当に毎日が面白いです。

経済的な不安や経験不足といった課題も多いスタートでしたが、それでも「ワクワク」があったからこそ行動できました。

自分の心が喜ぶ方向に進むというシンプルな原則。

そしてその過程で誰かを笑顔にできる。

農業はそんな素晴らしい仕事だと思います。

これからも、この「ワクワク」を忘れず、挑戦を続けていきたいと思います。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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