あるマーケティング会社とのやりとりで考えたこと vol749

脱サラ農業・起業
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脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。

農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。

有機JAS認証を取得した「オーガニックブルーベリー」を栽培しています。

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2023年から、農業ビジネス用の固定電話を設置しました。

携帯電話の電話番号をインターネット上で公開したくなかったためです。

電話でのお問い合わせも増えましたが、同時にマーケティング会社さんなどからの営業の電話も増えました。

中には、Googleじゃないのに「Googleです」とか嘘を言ってアポをとろうとする会社もありますが、あからさまに怪しい会社は、意外に少ないように思います。

今まで、本当に必要だと感じたのは電子決済のAirペイとリスティング広告ぐらいではありますが

とりあえず、あからさまに怪しい内容ではなければ、だいたい説明だけは聞いています。

自身でも勉強になるためです。

その中で、感じたことを書いてみました。

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Instagramから動画サイトへ誘導するのにSNSの対策は?

ある、マーケティング会社さんの説明を聞いていたときのエピソードです。

(某マーケティング会社)
「ホームページを拝見しました。よくできてますね~(←だいたいほめるところから始まる)。
でもちょっと、文字と写真だけではインパクトが弱いと思います。
そこで、動画サイトを弊社で作らせていただき、Instagramから誘導するサービスをおすすめします。」

(私)
「InstagramからWEBページへ誘導するのであれば、ちょうど今、うちでは、Instagramの運用、広げ方が課題になっているので、その辺りはサポートされるんでしょうか?」

(某マーケティング会社)
「うちは、ホームページをつくる会社なので、そういったサービスはやっていません。」

(私)
「うちは、もともとホームページからの集客が多いため、なるべく網羅的に情報量の多いページを作成しています。
もし、御社の提案するの顧客の動線の起点がInstagramであれば、Instagramの投稿などがターゲット層に届かないと、誘導先となる動画を作る意味がないように思えるのですが。」

(某マーケティング会社)
「ホームページのSEO(検索エンジン最適化)対策は複雑になりすぎて難しいですし、Instagramからの方が・・・・」

(私)
「いや、そのInstagramへのケアをして、多くの流入がないと、そのマーケティング自体成り立ちませんよね。」

(某マーケティング会社)
「・・・・・今回は、あまり適したご提案はできなさそうなので、またお願いします。」

「一を聞いて十を知る」ということがなかなかできない私でも、さすがに気が付きました。

この会社さんが真に言いたいことは、
「Instagramから流入するかどうかは知らんけど、とにかく有料の動画のページを作らせてくれ。もちろん保守も有料です。」ということだろうと。

広告、動画などのプロモーションを否定するつもりはありません。

必要ならやればいいし、経費がかかるので当然有料でしょう。

それが集客につながり、回収可能であれば、いくらかかっても問題はありません。

しかし、こんな基本的なやりとりの段階から、とりあえず「作るのが目的」が明らかなのも雑ではないかと思います。

顧客の目的に寄り添わないサービスは売れない

これまで、マーケティング会社さんの説明を聞いて、必要だと感じたサービスは少ないです。

リスティング広告やキャッシュレス決裁のAirペイくらいです。

しかし、いろいろと話しを聞いてみて、明らかになったことがあります。

「顧客の目的に寄り添わないサービスは売れない」ということです。

お客さんは、WEBページを作りたいわけでも、広告をつくりたいわけでもありません。

「集客をしたい」「売上を上げたい」「ビジネスを安定化させたい」といった、「自分のビジネスの目的の達成」「課題の解決」をしたいんです。

そのような課題を丁寧にヒアリングし、適したサービスを紹介し、課題解決の根拠が示すことができれば、こういったサービスは売れるような気がします。

ビジネスにおいては、そのお客さん以上にお客さんの悩みや課題に詳しいことが大切ではないかと、

改めて思ったできごとでした。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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