脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
有機JAS認証を取得した「オーガニックブルーベリー」を栽培しています。
ブルーベリーは酸性の土を好む植物です。
4年半前にブルーベリーを植えつけたときに、硫黄粉を少し株元にまいて、土壌酸度pHを調整していました。
現在の様子をざっと調べてみました。
株周りは、pH4.5~5.0くらい
株周りはpH4.6~5.5くらいでした。
簡易な測定器なので、±0.5くらいが誤差があると考えられますが、あまあな値です。
植え付けのときなので4年半くらい前に、硫黄粉をお椀半分~1杯くらい株元にまいていて、pHの推移をみてきましたが、基本的にその後は、硫黄粉は足していません。
わりと長いこと効いている感じですが、木材チップの有機酸なども多少関係しているのかもしれません。
畑全体ではpH6.0くらい
通路とか、圃場全体でみると、多くがpH6.0前後、6.0を少しきるくらいの値が多い印象でした。
栽培当初の方が、ややpHが高かったような気がしますが、季節によってもpHは多少かわってきます。
日本の土壌としては、わりと標準的な値だと思います。
今後のpH調整の方針
株元は硫黄粉の効果などがまだあり、pH4.5~5.5程度。
圃場全体ではpH6.0程度と思われます。
現在の、ブルーベリー根の範囲は、通路の真ん中付近にも達しているときも見られ、とっくに、植え付け時に硫黄を撒いた、付近(現在もpHが低めの範囲)は超えて広がってきています。
成長も良好なので、さらに広い範囲に、硫黄粉を加えていくということは、特にやらない方針です。
当初のpH調整が、成長にどの程度、影響したのかは、調整しない場合と比較していないので正直わかりませんが、
モグラが避けている形跡がわりよく見られたので、少なくともモグラの掘り起こしの防止には効果があったように思います。
今回は、傾向を把握するための、ざっくりとした調査なので、もっと精度のいい方法で、もう少し詳しく調べますが、
今のところ、そのように考えています。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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