脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
2021年の夏から、「ブルーベリー狩り」のブルーベリー観光農園をオープンしました。
それ以前は、ブルーベリーの「栽培」という一次産業よりの仕事でしたが、
ここ数年では、観光業、サービス業という三次産業よりの仕事になってきています。
いざ、お客様をお迎えする、という時に、必要な物はいろいろとあり、
始めた頃は、試行錯誤で、無駄なものを買ってしまったり、あるいは必要なものを買い忘れていたり、といったバタバタがありました(笑)
そういった経験を活かして、
「観光農園をはじめるときに買ってよかったものを紹介します」シリーズとして、少しずつ紹介していきたいと思います。
今回は、暑い風のない日に頼りになる「屋外用扇風機」を紹介します。
私のようなバタバタにはまらないように・・・・
観光農園などをはじめる方の少しでも参考になれば幸いです。
「暑さ」を決める4 つの「熱環境要素」 とは?
そもそも「暑さ」とはなんでしょうか?
暑さや涼しさに影響する4 つの熱環境要素とは、気温、湿度、気流、放射です。
この4つの要素を下げたりコントロールすることで、暑さを回避することができます。
ブルーベリー農園の場合、屋外のすので、気温と湿度はコントロールできません。
長野県安曇野市は真夏は35℃を超えることも珍しくありません。
一方、標高が600m以上と、湿度が低い環境です。
そのため、気温が高くても、
湿度が低く、
かつ日陰があり(放熱対策)、
さらに天然の風(気流)があれば、
意外なほど涼しく感じます。
パラソルや植物棚で日陰をこまめに作っていますが、風の無い日もあります。
そのため、風のない日のための対策として、念のため、屋外用扇風機を設置しています。
マキタ「充電式ファンCF203DZ」 を購入
ブルーベリーの森あづみのでは、電気は基本的に、ソーラーパネルで充電した、ポータブル電源を使っています。
ポータブル電源はカフェメニューを提供するキッチンカーで使っています。
そのためキッチンカーから離れた場所では充電式扇風機の方が使いやすかったことから、バッテリー充電式にしました。
マキタ製品の小型チェーンソーや草刈り機、インパクトドライバーを所有していたため、
既にマキタのバッテリーを3個持っていました。
そのため、そのバッテリー規格に対応したマキタの扇風機を購入しました。
マキタ「充電式ファンCF203DZ」という商品です。
電源が自由にとれる環境であれば、電源コード式でも問題ないと思いますが、充電式の方が屋外では使い勝手が良くオススメです。
また、数人で使うことが想定されますので、 マキタ「充電式ファンCF203DZ」 には首振り機能がある点もgoodでした。
マキタ扇風機は「風量」がある
マキタの扇風機は、ほとんど、どの機種にも「風量が多く満足」という主旨のレビューがあることが多いよな気がします。
私も実際 マキタ「充電式ファンCF203DZ」 を使ってみて、「風量」という点では、間違いない製品だと感じました。
価格2,000円代の他のメーカーの製品も使ったことがありますが、ちょっとレベルが違いました。
屋外だと、風量の弱い扇風機を使うと、ちょっと距離が離れただけで「微風」のように感じてしまうので「風量」は重要です。
その点、マキタの扇風機は風量をしっかり感じます。
マキタ「充電式ファンCF203DZ」 バッテリーはどれくらいもつ?
マキタ「充電式ファンCF203DZ」 は、カタログでは
バッテリーBL1860Bの装着時、
弱で約19時間、中で約11時間、強で約7時間
となっています。
そもそも風の無いとき、だけ使っているため、農園を開園している日中はバッテリーは十分もちます。
持ち帰って、夜の間に充電しておけば、バッテリーが複数なくても、対応できます。
マキタ「充電式ファンCF203DZ」 のデメリット
マキタ「充電式ファンCF203DZ」 のデメリットです。
マキタ製品全般に言えますが、
デメリットは純正バッテリーが高いことです。
そのため、もともとマキタ製品をもっていて、バッテリーが使いまわしできる人はいいのですが、
バッテリーを含めると本体価格+1万円程度になります。
価格の安い互換バッテリーもあるようですが、私は使ったことがありませんので、信頼度などは正直わかりません。
すでにバッテリーをお持ちの方は、バッテリーの型番が対応しているか必ず確認しましょう。
私は一度間違えて、返品したことがありました(笑)。
ちなみに電源コードでも使えます
マキタ扇風機は、付属のAC電源コードが付属しているため、電源コードの扇風機としても使うことができます。
自宅に持ち帰って普通に扇風機としても使えるのもうれしい点です。
私はけっこう農園用と自宅用、自分のアウトドア用は兼用しています。
まとめ
マキタ 「充電式ファンCF203DZ」 は、屋外で使っても十分な風量があること。
どこへでも設置できる、バッテリーの継続時間が長いこと、首振り機能があること。
が特にメリットだと感じました。
カラーは2色で、素敵なデザインです。
もともとマキタのバッテリーをもっている人には特におすすめです。
デメリットとしては、バッテリー価格が高く、本体とあわせてバッテリーを購入する場合は比較的高額になる点です。
しかし、性能は本当に間違いないので、中途半端な製品を買うよりも、総合的にみてかなり、失敗しないおすすめの製品です。
観光農園などをはじめる方の少しでも参考になればうれしいです。
●任意の場所に設置できる
●風量が多い
●バッテリーの継続時間が長い
●首振り機能がある
●AC電源も使用できる
●バッテリー価格が高い
※すでにマキタ製品をもっていればバッテリーを使いまわしできる(バッテリー型番に注意)
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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