脱サラ、元地方公務員、最近まで某農業法人にてブルーベリーの栽培をやっておりました、そして今は起業し、自分のブルーベリー農園を準備しています。かんざきたつや(@ttykanz)、36歳です。
農業を目指した、いきさつなどは、下記のプロフィールページをご覧頂けるとうれしいです。
長野県安曇野市にて、もうちょっとで農地が決まります。
ご協力いただいております関係者の方々、本当に本当にありがとうございます。
こうご期待☆
「健康に長生きしたい!」というのが私の最大関心テーマの一つですが・・・
今回はサプリメントの要否について考えたことがあり、それにについて書いてみたいと思います。
サプリメントは本当に必要なのだろうか
1 拡大し続けるサプリメント市場
株式会社インテージホールディングスが発表した「健康食品・サプリメント+ヘルスケアフーズ市場実態把握レポート2017年度版」によると、「健康食品・サプリメント」の市場規模は1兆5624億円と試算されています。
「健康食品・サプリメント」と健康・美容を目的に摂取する一般食品・飲料を合わせた「ヘルスケアフーズ」の市場規模は、2兆6856億円とされています。
(参考)
年々、拡大を続けてきており、さらに2兆円くらいは伸びしろがあるとも言われています。
サプリメントを「現在利用している」は35.1%、女性や高年代層で高く、女性50代以上では約45%となっています。利用経験者は6割強のようです。
(参考:マイボイスコム株式会社調べ )
かなりの多くの方が利用している、過去にまたは服用していたようです。
現在私は使用していませんが、以前はプロテインやブルーベリーエキスなどのサプリを飲んでいたことがあります。
2 実際の効果は
アンケート調査などによってかなり幅があり、
「7割の人が効果が無いと言っている(3割はあるということか?)」
「5割の人が望む効果があると言っている」
とか、調査ごとにかなりばらつきがあることがわかりました。
これは、購入者がどのような商品を選定しているかによって異なってしまう上に、
「効果がある」「効果が無い」の基準が主観に基づき判断されている恐れもあります。
様々な立場から情報が発信されているせいか、情報にバラつきがありすぎて、正直なところ私には、判断できませんでした。
3 普通の食材で代用可能ではないだろうか
しかし、ひとつだけ言えることがあります。
基本的にふつうの食材で代用できるという点です。
私が以前飲んでいた、某メーカーのプロテインは一回の服用20gに対して約15グラムのたんぱく質が含まれていました。
タンパク質の含有量について言えば、以下のいずれか1つと同じくらいです。
- ツナ缶 1缶
- 豆腐 半丁
- 納豆 3パック
- 玄米ごはん 1.5杯
玄米ごはん1杯に納豆をかけて食べれば、プロテイン一回服用分のほぼ同等のたんぱく質を摂取したことになります。
(ここでは、アミノ酸の種類による吸収率の違いなどは考慮していません。)
意外にに普通の食事でもいける・・・・っていうか、かなり安い。
これは、以前、生活クラブ生協の勉強会の資料からの抜粋ですが、
ごま油やサバ缶といった安価で一般的なものでも、代用可能なことがわかります。
(ビオサポ的おいしい暮らしのススメ 保存版 (生活クラブ))
サプリメントの広告などを見ていると、その栄養素をサプリメント以外では、摂取できないような錯覚におちいってしまうような気がします。
野菜や発酵食品などの普通の食材は、栄養成分をあえてアピールすることはないので、そのせいかもしれませんね。
商品のアピールと言えば、
よく、食物繊維の含有量で例えられる「レタス〇個分」という表現が見受けられます。
レタスは、食物繊維の含有量は野菜の中では比較的少なく(100gあたり1.1g程度)、1個分の重量も少ないので、レタスに例えれば、必然的にかなり多くなります。
多くみせるための意図なのかは不明ですが、うそは言っていないにしても・・・例示としては、消費者の不利益になるような気がしています。
4 まとめ
サプリメントを飲んでいると、何だかかっこいいような気がしてしまいますし、広告などを見ていると、どの商品も健康に必要な気がしてしまいます。(私がそうです・・・。)
しかし、私たちは日常的に食べているごく普通の食材を過小評価しすぎなのかもしれません。
サプリメントは
忙しかったりして、日常的に食事のバランスが崩れてしまうときには助けになるかもしれません。
トレーニング直後に摂取するには、プロテインのような加工品の方がいい場合のあるかもしれません。
しかし、前提として、何のためにサプリメントを飲んでいるのか、これ以外に方法はないのかを考えることも大切ではないかと思います。
サプリメントは、その名のとおり補うものであることを忘れずにいたいものです。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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