脱サラ、元地方公務員、最近まで某農業法人にてブルーベリーの栽培をやっておりました、そして今は起業し、自分のブルーベリー農園づくりを進めています、かんざきたつや(@ttykanz)、36歳です。
農業を目指した理由、脱サラの経緯、やりたい農園のコンセプトなどは、下記のプロフィールページ又は、下記リンクご覧頂けるとうれしいです。
(↓以下2018年9月時点での記事です。)
9月となり、私が某農業法人に就職し、約5ヶ月が経過しました。私が所属している農業法人は、12月下旬から2月中旬まで長期の休暇があり、一年のうち、実働が約10カ月であることから、一年の半分が経過したことになります。
ここで、地方公務員から転職してからのよかったこと、悪かったことを振り返ってみたいと思います。
転職してよかったこと
- 農業技術が取得できる。実務経験が積める。
- 定時に帰宅でき、残業がほとんどない。
- 農作物をもらえる。
- 体が健康になる。
1については、実際の作業を通じて、学べることが多く、書籍などの机上の知識だけでは得られない経験を積むことは大きいと思います。また、様々な業界の情報も、将来、独立する際にも必ず役に立つと思います。
2については、公務員時代には残業も多く、定時に帰宅できることは稀でしたが、今働いている農業法人では、繁忙期でも、定時には帰宅することができます。残業があたりまえの生活をしていたため、ありがたいことだと思います。
3については、特に収穫時期に、収穫物や同僚からのおすそ分けなどを頂けることが多く、既設の農作物を美味しくいただくことができます。家族も大変よろこんでいました。
4については、今の会社に転職してからは、体脂肪率、体重、腹囲などの値が改善し、同年代の友人などと比較しても、体が引き締まっているように思います。この点は以前、別の記事でも触れていますので、詳細は以下をご覧ください。
転職して悪かったこと
- 休みが取りづらく、偏っている。
- 収入が下がった。
- 自分がやりたい農業ができない。
1については、チーム作業が多く、基本的には休みは取りづらい環境であると思います。また、季節により、休暇が偏っており、4月~10月頃までは、週休一日が多く、そのかわり、12月下旬~2月中旬まで長期の休みがあります(平均すると週休二日です)。
長期の休暇はメリットでもありますが、週休一日ですと家族と休みが合わなかったり、子どもの行事に参加しにくい点はデメリットだと思います。
2については、生活できないほどではありませんが、前職と比較すれば、収入が下がったのは一応、デメリットだと思います。
3については、組織ですので、自分とは違う考えや方針であっても、従わなければならないこともあります。今の会社の経営者とは植物や農業に対する考え方で合わない点もあります。
また、農業以外のコンクリート打設等の土木作業も行うことが意外と多く、それ自体は経験となって良いのですが、
経営者の趣味と会社の仕事の境界があいまいであり、趣味的な作業も課せられることは少しモチベーションが下がります。
まとめ
いまの会社に転職したことは、将来へ繋がる、大切な一歩であり、役に立るスキルも沢山身につけることができます。
一方で、自分のやりたい農業とは完全には一致していないとも言える。また収入面を考慮しても、独立し、自分の農園を創っていくことが、必要だと再認識することができました。
したがって将来へつながる経験、検証が具体的にできたため、転職して本当によかったと思っています。
これからも実務経験を積みながら、独立の準備も着々と進めたいと思っています。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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