竹で作った「ティピー」を設置しました vol257

パーマカルチャー
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脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。

農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。

かんざきたつやのプロフィールページを見る

「ブルーベリーの森あづみのホームページ」をみる。

インスタグラムもやってます。

先日、ブルーベリーの森あづみのに「ティピー」を設置しました。

今回は、その様子を書いてみました。

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「ティピー」って何?

「ティピー(TipiまたはTeepee)」とは、ネイティブアメリカンの主に平地に住む民族が、使用していた移動式の住居のことです。

木の棒を束ねて、一方を結び、立ち上げる。そこに天幕を張るという簡単な構造のため、設置や撤去が容易なことが特徴です。

住居だけではなく、植物の栽培に利用したり、日除けにしたりと、応用範囲が広く

私のライフワークでもあり、農園のコンセプトでもある「パーマカルチャー」※1でもよく利用されています。

※1
人間にとっての恒久的に持続可能な環境をつくり出すためのデザイン体系。1970年代にオーストラリアのビル・モリソンとデイヴィッド・ホルムグレンが提唱した。permanent(永久の)、agriculture(農業)あるいはculture(文化)が語源。農業にとどまらず、持続可能な生活そのものをデザインすることを目的とする。

竹を切り出す

竹を切り出すところから、ティピー作りです。

ブルーベリーの森あづみのでは、竹を積極的に利用しています。

竹を切り出していた近所の河川敷の竹林が河川工事によりなくなってしまったため、少し離れた場所から切り出しました。

竹は、一年で3m以上も伸びる持続可能な資源です。

柵や果樹の支柱、ブドウ棚などにも利用しています。

将来的にはブルーベリーのマルチングとして竹チップも生産してみたいと思っています。

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竹を油抜きします

竹の表面をあぶって、中からしみだしてくる糖類を中心とした分泌物や汚れを拭き取ります。

こうすることで、虫食いを防ぎ、長持ちさせることができます。

けっこう表面がピカピカになります。

このときの香ばしいにおいが実はけっこう好きです。

竹を組みます

骨組みとなる竹3本を束ねて、一端をロープでしばります。

私は「巻きしばり」という方法で縛りました。

しばりおえたら、立てます。

広げるとロープはより締まるので、おもいのほかがっしりします。

そこに竹を一本ずつ追加し、追加するたびに、ロープを一周させます。

このとき、なるべく竹が一点で重なるように組んでいくのがポイントです。

やってみると組み合わせが結構迷います。

ティピーを作ったことのある友人や妻に助けてもらいながら、なんとか完成。

動かないように、少し竹の足元を埋めました。

子どもたちが、ぶつかって倒れたりしないように、後ほど杭を設置したいと思います。

つる植物を栽培しグリーンカーテンに

ティピーはブルーベリーの森あづみののハーブガーデンの中心に、象徴みたいに立っています。

ここに、「ホップ」や「バタフライピー」といったつる性のハーブを栽培し、「食べられる」レストスペースにしたいと思っています。

ぜひ遊びにきてくださいね。

今回も、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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