脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
本日「種の交換会」に参加しました。
種の交換会とは、文字通り、直採種した種を持ち寄り、シェアする会です。
交換して多様な品種の種を得られるのはもちろんですが、このような活動を通じて、固定種を守る主旨で開催されていることが多いです。
今回、知人の紹介があり、近所で開催されていたため、参加してみました。
初めての種の交換会
初めて「種の交換会」に参加したため、正直、すごくドキドキしながら行きました。
受付をしてから、自分が持ってきた種を机に並べました。
なお、種をもってない場合でも、参加できるということでした。
参加者は、長野県松川村で、村が有機野菜を生産し、保育園などの給食に提供するといった取り組みに協力していた人たちのつながりのようで、私意外は、ほとんど前からの知り合いのようでした。
松川村の在住者が多く、農家さんもいましたが、家庭菜園で自然農に取り組んでいる、あるいはそれに関心がある方が中心でした。
めずらしい種や自分では栽培していない種も入手することができました。
さらに、種をみること自体が楽しくて、あっという間に時間がすぎました。
種以上に得られたもの
種をたくさんいただき、もちろんとてもうれしかったのですが・・・
それ以上に、自分と同じように作物を作ることや食に関心があり、種とりや自然農などに興味のある方がたくさんいることにおどろきました。
「本業はブルーベリー農家で、無農薬で栽培しています。」ということを話したところ、すごく関心をもっていただけたのがうれしかったです。
「私のサービスは、こういったことに関心のある方にとって、より価値があるのかもしれない・・・」という発見がありました。
新たに人とのつながりができたことも有意義でした。
昨年末くらいから「人」とのつながりが、加速しています。
無限に豊かになるすごい仕組み
繰り返すほど豊かさが増えていく・・・
「種の交換会」で最も驚いたことはその仕組みです。
作物を作り、種を採ると基本的に最初より種は増えます。
その余剰分の種を交換することで、栽培品種や品目が増えていきます。
しかも、近隣の地域で交流することで、その土地の気候により適合した種を得ることができます。
この仕組みは循環しており、持続可能なだけではなく、それを繰り返すことで、永続的に豊さが増えていく仕組みです。
交換していただいて種で栽培し、増やして、来年、シェアしていきたいと思っています。
今回も、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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