脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
有機JAS認証を取得した「オーガニックブルーベリー」を栽培しています。
最近、ブルーベリーのことばかり書いていましたが、
幸せフルーツ工房(ブルーベリーの森あづみのはブルーベリー部門です)では、ハーブやナッツ(ヘーゼルナッツ)も栽培しています。
熱帯ハーブのレモングラスの越冬状況について書いてみました。
屋外では越冬できないレモングラス
東南アジアやアフリカに分布している熱帯ハーブのレモングラスは、丈夫で大変育てやすいハーブの一つです。
うちでも、開園当初から栽培しており、レモングラスのハーブティーも販売しています。
わりと人気が出てきている商品です。
一方で、熱帯ハーブなので寒さに弱いです。
冬期でも、できれば気温10℃以上が望ましく、0℃近くになると、あっさり枯れてしまいます。
レモングラスは九州の霜の無い地域では屋外でも越冬できるようですが、長野県の安曇野では屋外越冬は難しい気がします。
屋外で越冬できた方が、春先からの成長がかなり速く、収穫時期が長くなるようです。
何年も、レモングラスの屋外越冬の実験しており、土に埋める、チップに埋める、不織布、ワラで囲うなど、いろいろやりました。
しかし、レモングラスは屋外では全て枯れてしまいました。
今のところ、一度掘り出して、屋内越冬という形に落ち着いていますが、
誰か、屋外でのいい越冬方法を知っていたら、ぜひ教えてください。
レモングラスは屋内で越冬しています
家の台所の裏口にようなところに置いています。
ここでは、毎年、越冬できているので、人間が生活している空間であれば、問題ないようです。
また、昼頃には、陽射しがけっこう入って暖かいのもいいのかもしれません。
屋内に入れた直後は、葉っぱは収穫を兼ねて落としているので、茎だけになっていたのですが、
ちょっと葉っぱも延びてきています。
7℃前後くらいで生育が止まるらしいですが、日中15℃以上になっている時などに、伸びているのかもしれません。
なくても大丈夫そうですが、念のため、夜間は不織布をかけています。
加温できる設備がないので、今のところ、この規模が限界ですが、人気が出てきている商品なので、もうちょっと、たくさん越冬できるといいと思っています。
そろそろ暖かくなってきそうです。
レモングラスも春を待っていそうです。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
※「にほんブログ村」のブログランキングに参加しています。 よろしければ、画像をクリックしていただけるとランキングに反映され、励みになります。