品種ごと気を付けている剪定のポイント~「モンゴメリー」vol787

ブルーベリー
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脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。

農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。

有機JAS認証を取得した「オーガニックブルーベリー」を栽培しています。

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剪定をしていく中で、樹種ごとにもかなり個性があります。

あくまで、うちのブルーベリー農園で、私の場合の事例ではありますが、

これまで、品種ごとに、気が付いたことや、自分なりに気を付けているポイントがあるため、ちょっとずつ紹介できたらと思います。

今回は「モンゴメリー」です。

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モンゴメリーの樹形と剪定のポイント

モンゴメリーの樹形は、「中間性」と本などに書かれていることが多いです。

実際、直立する「直立性」と、開き気味になる「開帳性」の中間のような形です。

しかしながら、若い枝の最初の頃は、どちらかといえば、直立気味に枝が伸びてきます。

(若い枝は、直立性に近い伸び方をする)

比較的軟らかい枝のため、ある程度の長さに達したり、実がついたりすると、結果的に広がり、中間形になっていくというように見えます。

鉛直に近い方向に伸びやすい若い枝には花芽がつきにくいため、初期の頃は、なんだか収量が少ない印象でした。

ある程度、広がり気味になってから、収量が増えていくといった形のように思います。

このように、樹形を形作る要因として、

「もともと枝が伸びやすい方向」と「枝の軟らかさ」という2つの要素があるように思います。

クライマックスなどは、枝は固いですが、もともとナナメに伸びやすいタイプです。

モンゴメリーは、枝は直立気味に伸びますが、枝の軟らかさで少し広がって中間形になるタイプのように思います。

前年に伸びてきた枝周辺には、最初は花芽が少なく、さらに一年たって、やや落ち着いてからの方が、その枝周辺から分岐し、伸びてくる枝によく実がついてくるといった感じです。

直立性のティフブルーと同様に、モンゴメリーは冬剪定の時点では、中心部が少し混んでいても、結実すると広がるので、あまり問題ないとように思います。

翌年のことも考えつつ、徒長気味の枝も中心部に残して、ナナメと鉛直の枝のバランスをとりながら残し、年ごとの収穫の平準化を図っています。

(ポットから移植したウッダート)

こちらは。、モンゴメリーではないですが、モンゴメリーの列の最後に、ポットから移植したウッダートが植わっています。

移植組も、3年くらい経過して、やっと適応してきた印象です。

ポットの頃より、シュートがかなり勢いよく伸びています。

今年はブルーベリーの枝の凍害無し

ブルーベリーの森あづみのの、一番南側にあるティフブルーの列は、太陽の角度が低くなる冬には、南側の住宅地の日陰になりやすい列です。

寒さが厳しい冬ですと、幾らかは、枝枯れが見られることがあります。

今年は、暖冬で、マイナス10℃以下の日は、今のところ一日しかないので、枝枯れは全く見られません。

枝枯れが無いのは本当にいいことですが、暖冬が開花時期などにどう影響があるのか、少し気になります。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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