脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
ブルーベリーも休眠期に入り、剪定の時期となってきました。
12月から2月頃にかけて剪定を実施していますが、その前にいろいろとチェックをすることがあります。
普段私が剪定前にやっていることを紹介します。
まずはブルーベリーチェック
ブルーベリーを選定するにあたり、「花芽」をチェックしています。
ブルーベリーは枝の先端付近に花芽がつきます。
花芽調整といって、花芽を減らす人も多いですが、私は基本的に花芽調整はしていません。
あまりに多い場合、例えばメディットなどで1本の枝に30個くらいつく場合は、花芽を減らしています。
基本的に枝の整理のみの剪定なので、あまり花芽がくっきりしていなくても、問題はないのですが、
樹の全体のイメージがわかないので、花芽がくっきりしてからの方が個人的にはやりやすいと思っています。
また、剪定しながら、花芽をざっと数えて、記録して、全体の予想収量を出しているので、花芽がはっきりしてから開始するようにしています。
このあたりの考え方は人によると思います。
花芽が形成されてくっきりしてくるのは、同じ樹の中でもタイムラグがあって、秋に伸びた枝ほど遅く花芽ができます。
遅くまで伸びていた枝は、花芽をつくっている期間がないので、花芽ができない場合もあります。
秋に成長してたきた枝も、全体的に花芽がはっきりしてきたので、剪定を開始するには問題ないと思います。
新梢の伸びもいい感じです。
昨年植えたブルーベリーたちは、まだ少し小さいので、念のため来年は収穫せずに、今年も成長を促す剪定のみにすることにしました。
そして剪定適期のチェック
続いて、月齢から剪定適期をチェックし、剪定スケジュールを立てます。
剪定適期は、月齢を考慮すると
幼木の場合は、新月から上弦の月まで、
成木の場合は、十八夜から新月まで、
が目安となります。
詳しくは過去記事をご覧ください↓
1本あたりの、作業時間は昨年の記録から割り出せるので、成長量で少し補正して、全体の作業時間の目安がわかります。
月齢を考慮すると、どうしても作業日数に制限がかかるので、計画的に実施することも大切です。
今年は12月14日頃から成木の剪定を始めることにしました。
剪定作業はブルーベリーの農作業の中では一番好きな作業なので、今回も楽しみです。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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