脱サラ元地方公務員、ブルーベリー農園経営者。かんざきたつや(@ttykanz)です。
農業を目指した理由、脱サラの経緯、農園のコンセプトなどは、下記のプロフィールページ又をご覧頂けるとうれしいです。
先日、『小型車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転(機体質量3t未満)』という資格をとってきました。
厳密に言えば資格ではなく「特別教育の修了」ですが、業務で3t未満の重機を運転するにあたり、事業者が従事者に受けさせなければならないことが労働安全衛生法、同施行令、同規則に定められています。
簡単に言えば、小型のバックホウ(ショベルカー)などの重機を運転できる資格です。
バックホウ(ショベルカー)の農地の整備にはとても便利で、管理道作りや溝堀り、整地など多種多様な作業が早く、作業者の体の負担も少なくできます。
人力で土を動かしたことのある方ならよくわかると思いますが、機械の力はすさまじいです。
人力の何倍もの仕事を、ものの数秒でできてしまいます。
私の場合は、来春植える予定のブルーベリー大苗などの植穴堀りや、木材チップの敷設などに活用する予定です。
個人が私有地の中で使用する場合は、ちょっとグレーゾーンであり、自分の管理している圃場などで使用する場合は、厳密には不要と解釈できます。
しかし、リース事業者から重機をレンタルする場合、ほとんどの場合これらの修了証の提示を求められたりするため、無ければ借りることができません。
また、特殊な機械を安全に使用するためにも、取得することにしました。
1日目の7時間の缶詰による座学・・・・・
一日目は、ひたすら座学でした。
7時間、一方的に聞くだけの座学。
機械の仕組みや操作方法、操作にあたっての留意点など、勉強になりました。
しかし、長い・・・・
みんなで同じテキストをみて、講師がテキストに書いてあることを言い直して、集団読み合わせみたいな状況がとても時間の無駄に感じられたため、
基本、自分で読み進めて、よくわからないところだけ、講師の話をよくきくような感じで学んでいました・・・が、
あるとき、講師が私の前にきて、テキストを確認し、自分が指示したところにマーカーが引かれているかをチェックしにきました。
(聞いてないのがバレましたか?)
しかし、自分でテキストを読み進めているものの、話を聞いていないわけではなく、マーカーを引く、大事だといった箇所のチェック、自分がよくわからないところだけをしっかり聞くというメリハリをつけていただけでした。
当然、講師の言っていた重要ポイントには、指示通りにマーカーは引いてありましたので、
気まずそうに、「OK!OK・・・・」と謎の呟きを残して、講師は戻っていきました。
会社に言われて仕方なく・・・・、とかハローワークの職業訓練で・・・・とかではなく、自分のビジネスで本当に使う知識にするために来ているので、学ぶこと自体はむしろ真剣なんですけどね。
費用18,000円も自腹だし・・・。
その日は、20問くらいの確認テストをやって終了。
今さっき勉強したことなので、楽勝です。
5分で終了。
1日目が終わりました。
2日目は、実技ですが・・・・
2日目は、一日かけて実技の講習です。
機械重量 2.98t の小型のショベルカー(ドラグシャベル)の操作でした。
「特別教育」の場合は、実技の「検定(試験)」はありませんので、操作を「体験する」に近い形かもしれません。
2人の講師で、2班編成。
約30人ほどの人数が受講していたため、1班は15名ほどになります。
私の班は14名でしたが、14名で1台の機械を操作するため、実際には待ち時間が大半です。
6時間のうち、機械に乗ったのは、4回ほどでした。
あとは、他の受講生の操作を見て覚えるほかありません。
仕方がないので、パイプ椅子に座りながら、ほかの受講生の操作に合わせて、「エアー操作」をして練習していました。
これにより、掘削は、2回しかやっていないけど、30回近く復習ができました。
掘削よりも、走行が難しいように感じました。
受講生は建設業の方が大半であり、現場で、少しだけは触ったことがある人ばかりだと思っていましたので、ちょっと実技はドキドキしていましたが・・・・ほとんど皆、私と同レベルの素人でした。
昨今では、現場でも「ちょっとだけ動かしてみるか?」的なことは無いように、徹底されているのだと感じました。
あとは、実戦でたくさん動かしてみることが必要だと思います。
まとめ
2日間かけて、 『小型車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転(機体質量3t未満)』 の特別教育を修了しました。
私の農場の近隣に住んでいる、農業委員さんの所有しているバックホウ(ショベルカー)を借りることができるため、お借りしながら、いろいろと楽しんで農場の整備などを進めていきたいと思います。
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
(かんざきさん おすすめ書籍)
「バカボンのパパと読む「老子」(ドリアン助川、KADOKAWA)」
最近私がはまっている「老子」。
「無為自然」でお馴染みです。
老子の説く「道(タオ)」とその世界観は、自分らしく生きるという現代の課題のようなものにマッチしているように感じられます。
いろいろと読んでみましたがドリアン助川さんの本が個人的には好きです。
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