ヘーゼルナッツの雄花の品種による違い~ピエモンテ産ヘーゼルナッツを安曇野で育てる~vol863

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脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。

農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。

有機JAS認証を取得した「オーガニックブルーベリー」を栽培しています。

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「ブルーベリーの森あずみの」は、長野県安曇野市にあるブルーベリー農園です。

有機JAS認証を取得したオーガニックブルーベリーのほか、ヘーゼルナッツも育てています。

秋になると、ヘーゼルナッツの雄花出てきます。

ヘーゼルナッツの雄花品種ごとに、ちょっと違うみたいです。

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ヘーゼルナッツの雄花の違い

ブルーベリー農園は「ブルーベリーの森あづみの」ですが、ナッツ園は「ナッツの森あづみの」と呼んでいます。

ヘーゼルナッツたちが、雄花をつけています。

ヘーゼルナッツは西洋ハシバミとも呼ばれ、日本の山林などに自生するハシバミの近縁種です。

秋から晩秋に雄花をつけて、そのまま雄花は越冬し、春先に雌花と同じ時期に開花します。

品種によって、ちょっと雄花の形に違いがあるようです。

(トリロバータの雄花)

「トンダ・ジェンティーレ・デッレ・ランゲ・トリロバータ」(長いので以下、「トリロバータ」と称します。)

トリロバータは、細長く、スラっとした雄花をつけます。

(ロマーナの雄花)

こちらは、「トンダ・ジェンティーレ・デッレ・ランゲ・ロマーナ」(長いので以下、「ロマーナ」と称します。)

ロマーナは太く短く、ずんぐりとした雄花です。

ナッツの森あづみのでは、トリロバータが主ですが、受粉木として、ロマーナを全体の1割ほど植えています。

ヘーゼルナッツは、風媒花(ふうばいか)と言って、風によって花粉が運ばれるため、受粉木であるロマーナは、なるべく風下に配置してあります。

(ヘーゼルナッツの受粉木の配置)

品種による雄花の違いもまた、おもしろいところです。

雄花が無事越冬して、春先に受粉できるよう、祈っています。

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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