冬のブドウ棚~今年もいい感じの無農薬ブドウ~vol602

パーマカルチャー
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脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。

農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。

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最近、流行り病に罹ってしまい、引きこもり生活でした~

やっと・・・やっと体調も復活してきたので、久々に畑にいくことができました。

全てが愛おしい(笑)。

寒さは多分、ピークを過ぎたので、春に向けてブルーベリー以外も準備をすすめたいと思います。

ブドウ棚をみてみました。

夏にいい感じの日陰をつくり、美味しいブドウがたくさん成るブドウです☆

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去年もわさわさ伸びたナイヤガラブドウ

奥にももう1つの棚ありますが、こちらは手前のブドウ棚。

昨年3月に剪定をしたときは、魚の骨?ってくらいさっぱりさせましたので、よく伸びました。

(2022年の3月の剪定完了後)

ブドウは、ブルーベリーと違い、春先から伸びてくる新梢のつるから、葉や花の芽が伸びてくるので、

新しく伸びるつるイメージして、空間を確保しておく必要があります。

(2023年1月の様子。つるがたくさん伸びた)

昨年は、骨格となる枝が少し少なかったのですが、

今年伸びた枝から、骨格となる部分を選抜していけば、昨年より、さらに、しっかりとした樹形になります。

棚がつるで閉鎖するまでの時間も短くなり、早めに日陰をつくることができます。

そろそろブドウ剪定しようと思います

(元の部分の幹は太くなってきた)

そろそろ、剪定を考えていきたいと思います。

3月くらいに剪定した方が、そのまま枝を挿し木できて便利なので、なるべく遅くにやりたいとは思いますが、

ブルーベリーなど、ほかの剪定との調整次第かなと思っています。

ブドウは比較的挿し木が成功しやすい植物です。

(2022年に挿し木した時の様子)

無農薬でブドウを育てられたのは何故か?

ブドウと言えば、農薬を散布しているイメージが強いかと思います。

しかし、私の栽培の用途の場合では、無農薬での栽培は可能でした。

「ナイヤガラ」という降雨に強いアメリカ系品種を栽培していたこと、

肥料を使用せずに、刈草や木材チップなどが徐々に堆肥化されていく環境で栽培したこと。

周囲もオーガニックな環境で天敵が多い。

など、いろいろあるかと思いますが、

ブルーベリー狩りでの日陰をつくる。お客さんが、ブドウをつまんで食べる。

そういった用途での栽培をするかぎりでは、無農薬での栽培は可能でした。

贈答品は栽培できないかもしれませんが、用途が違うのでその必要もありません。

ときどき、葉や実の病気も見受けられましたが、全体に広がることはありませんでした。

お客さんだけでは食べきれなくなってきたので、一部は直売所などでも販売しました。

(直売所でも販売しました)

このように、品種や用途によっては、無農薬栽培が可能なパターンもあるのではないかと思っています。

私が子どもの頃、けっこう家庭でもブドウ(たぶんナイヤガラ)を作っているひとがいて、よくもらって、おやつに食べていました。

農薬散布もしていなかったので、なんとなくナイヤガラなら無農薬作れるような漠然とした期待がありました。

確信はなかったのですが、実際に2021年と2022年は問題なかったので、大丈夫そうです。

今年も、美味しいブドウをお届けしたいと思います。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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