オープンにむけて「蜂パトロール」 vol444

ブルーベリー
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脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。

農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。

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オープンにむけて、少しずつ観光農園モードに整えております。

今回は観光農園に大切な「蜂パトロール」について書いてみました。

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ブルーベリー農園は蜂にも人気がある

(↑樹から落としたアシナガバチの巣)

ブルーベリー農園は蜂にも人気があります。

ほとんどミツバチとアシナガバチです。

うちはオーガニックの環境で、草生栽培で草も活かしていたり、ハーブ園などには、花が多いこともあり、ミツバチにも人気があります。

また、アシナガバチは、えさとなる虫なども豊富に住んでいることや、巣の材料となる木質の木材チップが豊富にあるるため、都合がよいみたいです。

アシナガバチは巣がむきだしなので、大気が汚染されていたり環境の悪い場所に巣をつくらないそうです。

また肉食性で餌となる昆虫の幼虫や、巣の材料となる木質の有機物が必要といあったことから、環境指標生物ではないかという説もあるくらいです。

アシナガバチの巣は困る

それだけ、ブルーベリーの森あづみのは自然環境が豊かということなので、それ自体はうれしいことです。

ミツバチはブルーベリーなどの受粉。アシナガバチは害虫となる蛾や蝶の幼虫の天敵なので、よく食べてくれます。

基本的にミツバチもアシナガバチも攻撃的な蜂ではなく、おっとりしています。

こちらから、手を出さないかぎりは、攻撃してくることはありません。

しかし、アシナガバチの「巣」をブルーベリーに作ってもらうと、ブルーベリー狩りのお客様が気が付かずに触れてしまう恐れがあります。

そういったことがないように、樹を1本1本丹念にチェックします。

アシナガバチの巣があれば、かわいそうですが、取り除きます。

(↑落とした、アシナガバチの巣。巣が落ちると同じ場所には巣はつくらない)

ハチノックなどの薬剤を使用するとブルーベリーにかかってしまうので、物理的に大型のハサミや長尺の竹などを駆使して、巣を落とします。

アシナガバチは巣が落ちると、しばらくはとどまりますが、数日すると巣を放棄して、また、安全な場所をみつけて巣をつくります。

ハチにはブルーベリーから引っ越してもらえばいいので、全滅させる必要はありません。

2022年シーズンのオープンまでもう少し、蜂パトロールは続きます。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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