脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
今年から予定しているハーブ園の拡大にともない、ハーブを少しずつ増やしています。
今回はマロウの種まきについて書いています。
アンチエイジングと粘膜を守るハーブ「マロウ」
マロウ(コモンマロウ)はウスベニアオイとも呼ばれ、粘膜を保護することから、喉の痛みや皮膚や胃腸を働きがあると言われています。
また、アントシアニンを含むため抗酸化作用のハーブでもあります。
鮮やかな花は、クセが少なく、エディブルフラワーとして食べることができます。
実際に食べてみると、なんとなくねっとりとした食感でオクラのような印象でした。
料理に添えても鮮やかでうれしくなります。
ハーブティーとしてもクセが少なく、ブレンドにも大活躍。
青紫色をしていますが、アントシアニンを含むため、レモン汁などの酸性の液を加えると、ピンク色に変化します。
マロウの種まき
マロウは多年草(宿根草)です。
増やす場合は種まきをしますが、こぼれ種でも増えます。
マロウの種まき①ジーフィーポットを水に浸け、培養土をつめる
マロウは移植に弱いため、直まきか、苗を作る場合は、ジーフィーポットなどポットごと植えられる資材を使うとよいです。
ジーフィーポットは使用する前に水に浸しておくと、保湿力が上がり乾燥を防ぎます。
ポットに培養土を詰めます。
培養土を入れたら、軽く押してみて、少ないようでしたら、さらに培養土を入れます。
マロウの種まき②植穴をあけて種をまく
植穴をあけます。
マジックの先端などが便利です。
深さは種の2~3倍程度を目安とします。
種をまきます。
種まき用の容器を用意しておくと効率が上がります。
通常は2~3粒で問題ありませんが、自家採種の種で発芽率を確認していないので、念のため5~6粒ほど播きました。
マロウの種まき③赤玉土で覆土
種に被せる土は、すごく細かい種の場合以外は、「赤玉土」の小粒がおすすめです。
赤玉土は、粘土のようなものを粒粒に固めたものなので、保水性が高く、ゴツゴツしているため、適度が隙間ができやすい性質があります。
種まき直後や小さな苗の頃は保湿が特に重要であり、種が発芽するためには酸素を多く必要とするので、過湿を防ぎ通気性がよいことも大切です。
赤玉土は覆土用の土にむいています。
赤玉土は、小粒でも大きいものも混じっているので、荒いふるいで、大きい粒は除いておきます。
赤玉土で覆土して・・・
うえから少し押して鎮圧します。
最後に「水差し」で水をたっぷり与えます。
ジョウロやホースだと種が流れてしまう恐れがあるので、水差しでやさしくみずをやります。
マロウの種まき⑤保湿しつつ日なたで温め発芽を待つ
種を蒔き終えたら、日なたで温度が上がるようにします。
マロウは熱帯の方面出身なので、温めることが大切で、気温が下がる夜間は屋内などに入れます、
ハーブ園の拡大にむけて・・・
今年に拡大するハーブ園で栽培したいハーブはたくさんあり、すごくおもしろくなってきました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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