「正しさ」より「楽しさ」を追求したい~2つあって初めて「答」~ vol369

脱サラ農業・起業
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脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。

農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。

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農業をやっていて、よく思うことがあります。

それは「正しさ」が人によって無数にあるということです。

しかしながら、個人的には農業の「楽しさ」を追求していきたいと思っています。

「事実」は一つでも「真実」は人の数だけある

「真実はいつも一つ」・・・という某名探偵のセリフがあります。

しかし、実際のところ、一つなのは「事実」であり、「真実」は人の数だけあると言えます。

例えば、ある作物がよく育ち美味しい収穫物が採れたという「事実」があったとします。

その原因は、無数に考えられます。

栽培方法一つとってみても、種まきや植えつけた時期、植えつけ方、その後の管理の方法、肥料や農薬の有無や種類など

さらに、その土地の土壌や天候・・・

収穫物が美味しいかは、旬や鮮度、あるいは好みなども影響してきます。

その原因を、いろいろと考えるわですが・・・

因子があまりにも多すぎて、人によって解釈≒「真実」が違ってきます。

人間が把握できていない現象もたくさんあるので、栽培している人などの信じているもの、経験などから確信をもっているものに集約されてしまうというのが、実際のところかもしれません。

「真実」は人の数だけあるようです。

これは、私も含めて、誰でも、農業に限らず、さまざまな現象、全般に言えます。

観察の対象物は観察者から影響を受けるという量子力学的な解釈に近いかもしれません。

物事の「やり方」はある程度セオリーがあったとしても、「捉え方」、「在り方」影響される部分です。

人は信じたものを無意識に証明したがる

同じものを見ても、みんな解釈によって、真実が違ってしまうため、結局のところ、その人が信じているものが全てということになってしまいます。

さらに、人間の場合は、「信じたものを無意識に証明したがる」という傾向があるようです。

物事の見方にもやはり、その人の経験、考え方や思想のようなバイアスがかかっているのはもちろん、

情報を収集する時も、どうしても自分の解釈に都合のよいものを無意識に集めてしまいますし、

あまり受け入れたくないことは、見事にスルーしていてる時もあると思います(もちろん私も含めてです)。

そういう意味では、公平な捉え方とういのは、人間にはそもそも無理なのかもしれません。

以前、地元のFMラジオで、私の実践しているブルーベリーの育て方(ど根性栽培)をお話させて頂いたことがありました。

数日後、それを聞いた知り合いの方から、「ブルーベリーは水をやらないとだめだよ。」といったことや「農薬をやらないとショウジョウバエが出るよ」と言われたことがあり、
(ど根性栽培では、いずれもやりません)

実際に、水をやらずに問題なく栽培できいることや、ショウジョウバエの発生する梅雨時期に収穫期になるものは基本的に栽培していないし、過熟の実の処理をこまめに行っているため被害がない・・・ことを説明しても、何故か、全く受け入れてもらえませんでした。

理論上の話ではなく、実際にそうなっていると説明しているのに、なんでだろうか・・・?その時はすごく不思議だったのですが、「信じた世界以外見えない」とは、案外そんなものかもしれません。

しかし、それは、私自身も無意識のうちにやってしまっていることでもあると思います。

それならば「正しさ」より「楽しさ」を

物事の「正しさ」というのは、誰かの解釈・捉え方の一つにすぎないので、

よって立つ立場によって全く違います。

「正しさ」の違う人同士で、争っても、何の意味のないのかもしれません。

そうであるならば、「正しさ」よりも「楽しさ」。

自分が大切にしたいこと、楽しいこと、楽しいと感じる世の中の見方、自分のやっていることに共感して頂ける人たちとのつながり・・・そういったものを、よりいっそう大切にしていきたいと思います。

自分や自分の楽しさを大切に、夢中になる。

さらに、それは、別の「正しさ」をもつ人も、尊重することにもつながっていく・・・そんな世の中になっていったらうれしいなとも思うのです。

もし僕が正しくて、君らが間違いなら

僕らは戦う運命にあるの?

僕らはいつだって、「答」で戦うけど

2つあって初めて「答」なんだよ

世界の終わり「悪魔と天使」(作詞・作曲 深瀬 慧)より抜粋

(↓玄関現代農業2022年2月号(農文協)に 私の関連記事が掲載されました)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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