ブルーベリーの剪定の教科書どおりにいかない場合の小技編①~よい枝が下に垂れてしまっている時はどうする?~ vol361

ブルーベリー
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脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。

農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。

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ブルーベリーの剪定をしていて、どうしても教科書どおりにいかないケースがあると感じています。

自分なりに考えて対処している小技を紹介したいと思います。

この記事でわかること
●ブルーベリー剪定の小技を紹介します
 
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ねてしまった枝を切るのがもったいない場合は「誘引」

(↑ねてしまっている枝の先端付近にはけっこういい枝がついてる)

教科書どおり、セオリーどおりに言うと、横向き、下向きの枝は剪定の対象です。

しかし、この場合、よこむきのの先付近にもけっこういい枝と花芽がついています。

正直「切るのがもったいない」と思ってしまいます。

そこで、「誘引して立てる」ことにしました。

(↑竹支柱に誘引して、枝を立てた状態)

植えつけのときに立てた竹支柱に誘引しました。

これで、今年の実をつけてからの枝の状況で、さらに切るかどうか考えたいと思います。

枝がねてしまう原因と対処法を考える

しかし、これはあくまで、その場しのぎの対処法でしかないので・・・

そもそもどうして、このような樹形になってしまうのか考えてみました。

特にラビットアイ系品種のブルーベリーの場合、実がぶどうみたいに、わっさりとつくので、枝がダイナミックに垂れ下がります。

(↑実がたくさんなるとブルーベリーの枝は垂れ下がる)

実をならし終えたあとの枝付近は枯れ込みます。

さらに、ラビットアイ系品種は樹勢が強いので、枯れ込んだその先端付近からも新梢が出てきます。

こうして、長く垂れ下がって、先端付近に新梢がです樹形になってしまいます。

そこで、対処方として、

実をならした直後、新梢があまり伸びる前に、実をならして垂れ下がった、付近を剪定してみてはどうかと考えています。

垂れ下がったのが、実がなくなると、枝が上むきに、もどる場合が多いですが、戻らないくらい垂れ下がったケースです。

誘引のとき枝が折れてしまった場合(失敗談)

冬季は樹の水分が全体的に少ないので、「折れやすい」時期です。

あまり強引に引っ張ると、追ってしまうことがあります。

折ってしまいましたので・・・・対処法を紹介します。

接ぎ木用のテープで巻き、添え木をしました。

完全に折れてはいないので、おそらくくっつくと思います。

この樹はこれ以上、持ち上げると折れた箇所が心配なので、これくらいにして、傷が癒えてから、春先に誘引したいと思います。

まとめ

教科書どおりに成長するブルーベリーもあれば、変則的なケースもあります。

成長の各段階で対処することで回避できる場合もあるように思います。

よく観察しながら、考えながら、いろんなパターンの対処法も学んでいきたいと思います。

↓最近読んで、勉強になった本です。いろいろな考え方があり、おもしろかったです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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