私が「森づくり」を続ける理由~しつこく林業技術者です~ vol202

脱サラ・農起業
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脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。

農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。

かんざきたつやのプロフィールページを見る

「ブルーベリーの森あづみのホームページ」をみる。

インスタグラムもやってます。

私はブルーベリー農園を運営するかたわら、林業の仕事もしています。

もともと、大学では森林科学を専攻しており、前職は県庁の林業技術職員でした。

どちらかといえば農業をメインにしているのですが、いまでも「森づくり」を続けています。

今回は、「私が森づくりを続ける理由」について書いてみました。

行政マンとしての林業技術者

県庁で働いていたときは、「林業」という技術職員でした。

おもに森林関係の行政の仕事をします。

仕事は、林業の振興にかかわる政策の立案や予算執行、伐採・開発許可などの許認可、山地災害の復旧や防災工事の企画・設計・現場管理など、非常に多岐にわたります。

当時、「何しているの?森の見回りとか?」とか聞かれることもあり、あまり一般にはなじみのない仕事だと感じていました。

国家・地方問わず、公務員の大半は行政職という職種で構成されており、行政全般を担当します。

行政組織では、技術職を「技術屋」、行政職を「事務屋」と呼ぶ習慣もあります。

私は、栃木県庁で5年と長野県庁で8年。通算13年、林業の「技術屋」の仕事をしていました。

(↑私が別ブログで書いている記事です)

森林整備法人で林業の仕事に復帰

県庁をやめた後、

民間の農業法人でブルーベリー栽培の仕事をしながら勉強した後に独立したため、2年ほど森林・林業分野から離れていました。

しかし、2019年の終わりころに、県庁時代の知り合いから、森林整備法人で技術者が不足しているため、手伝ってもらえないかという話がありました。

もう、林業に携わることはないと思っていましたし、通勤も遠かったので断ろうと思っていました。

しかし、少し離れた今、もう一度森林の仕事をやったら、一体どのように感じるのか、興味が出てきました。

さらに、ブルーベリーの栽培に支障が出ることを懸念したところ、日数も週3日程度に調整してもらえるということもあり、やってみることにしました。

森林整備法人では、森林の調査や契約地の森林整備の企画や施工管理などを担当しました。

公務員としのしがらみも多かったときとは違い、純粋に技術分野の仕事に専念することができました。

若い職員も多く、なかなか楽しく働くことができました。

やっぱり森林が好きだと思った

(↑「ツチアケビ」自分では光合成しないで、共生菌に依存して栄養を得ているめずらしいタイプの植物です)

ここ1年ほど、週に数日、森林整備法人の仕事をしながら、ブルーベリーの栽培や観光農園の準備を進めてきました。

一つ気が付いたのは「やっぱり森林が好きだ」ということでした。

昔、サッカー選手の中田英寿さんが、現役引退した後に、世界各地を回り、「やっぱりサッカーが好きだった。」という主旨の発言をされていたと記憶しています。

スケールはだいぶ違うかもしれませんが、率直にそう思いました。

私のスタイルとして、自然を観察しながら、なるべくその力を活かす農業を信条としておりますので、森林にはその全てのアイディアが詰まっていることに驚かされます。

植物同士の関係、土壌、地形、きのこなどの糸状菌・・・いつも発見とインスピレーションをもらい、それを自分の農業やライフスタイルにも還元できるのが魅力です。

(↑山の土壌は一般的な畑と違い、糸状菌(きのこやカビの仲間)が活発です。)

(↑崩壊地に耐える「ど根性マツ」。マツは菌根菌との共生により、過酷な環境でも生きられる先駆的な植物です。マツなどの先駆種が定着することで、森林が再び作られていきます)

まとめ

(↑周囲が風化され、とりのこされた巨石。岩石が風化し、土壌が作られていくことがよくわかります。)

これから本業が忙しくなるので、森林整備法人での仕事は長くやることはないと思いますが、自分のルーツにあらためて気が付いたような気がしています。

そして、ここ数年、何となく疎遠であった、県庁時代の知り合いとも、交流が復活しており、最近の人脈の加速とともに、好循環です。

基本的には木の実屋さんですが、私のルーツである森林。

これからも、なんらかの形で森林にかかわりたいと思っています。

山を所有し、森林を管理しながら、木材チップを自前で生産し、ブルーベリー栽培に使いたいと本気で考えています(笑)。

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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