脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
有機JAS認証を取得した「オーガニックブルーベリー」を栽培しています。
剪定作業も幼木は完了し、成木の30%ほどが終了してきたので、ここまでのデータから、
ブルーベリーの樹1本あたりのにかかる剪定時間の途中計画をまとめてみました。
ブルーベリーの剪定にかかる時間
ブルーベリーの剪定かかる時間の途中経過です。
あくまで、うちの農園での私の例ですが、以下の条件となります。
(前提条件)
- ラビットアイ系ブルーベリー植え付け5年目の冬(7年生の冬)
- ど根性栽培※
- ブルーベリーの経済栽培の経験5年間の人(私です)
- 冬期の剪定(主に間引き剪定による枝整理が中心、花芽調整なし)
- 観光農園を想定した剪定
ここまでの、剪定作業時間の数値を集計すると、およそ30%ほど終了した段階で、
14.7±2.8(分/本)となりました。
ブルーベリー1株あたり、およそ12分~18分くらいということになります。
だいたい15分(分/本)くらいを目安に、予備時間を加算して計画しておけばいいと思われます。
実は、この15分という数値は、今回の冬剪定を開始する前に私がたてた計画で、
昨年実績のおよそ10(分/本)に、成長分を50%加算して、私が適当に想定したものと同じになりました。
やりながら、微調整しようと思っていたのですが、偶然同じくらいになりました。
いい勘してます(笑)
※ど根性栽培については、過去記事などをご覧ください↓
剪定作業に関わる数値を把握していることのメリット
当然ながら、樹によって、時間のばらつきは出てきます。
しかし、成長ステージが同じくらいで、ある程度のサイズの標本となる因子(ここでは、各剪定作業時間データ)があれば、
予備日や余裕時間を加算(私の場合は20%加算しています)しておけば、だいたい計画内におさまります。
あくまで私の場合ですが・・・どうしても、この時期はブルーベリーやその他果樹の「剪定」に意識がいってしまいます。
しかしながら、それ以外にも、事業としては、この時期に計画や調整しておいた方がいいこと、やっておいた方がいいことがあります。
剪定作業に集中しすぎないためにも、必要日数を算出して、それ以外のことに取り組む時間も確保しておくことも大切だと思っています。
また、家族の用事などの急用や、病気など、不測の事態があった場合も、見通しが立っていれば、調整ができます。
一日に、最低限やればいい本数がわかっていることも、心の余裕につながります。
剪定作業が好きなので、余裕をもって、楽しみたいという思いもあります。
そういった理由から、剪定作業は、こまめに計画しています。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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