脱サラした元地方公務員、現在はブルーベリーを育てて、ブルーベリーを楽しんでもらう仕事をしています。神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz))です。
農業を目指した理由、脱サラの経緯、農園のコンセプトなどは、下記のプロフィールページ又をご覧頂けるとうれしいです。
2020年3月中旬、以前住んでいた長野県長野市から、私のブルーベリー畑のある長野県安曇野市へ引っ越しました。
畑が近くなりました
以前は、長野県長野市に住んでおり、片道約70kmを通勤し、ブルーベリーを育てていました。
畑から約500mのところに転居したので、畑まで「片道一時間半」かかっていたのが「片道2分」となりました。
近いとすごく楽だ・・・・。
単純にそう思いますし、たくさんブルーベリーを観察できる。楽しい。
地元の方との距離も近くなりました
地元の方との心の距離がより近くなったような・・・・
畑近くに引っ越したことで、地元の方との距離も近くなったように思えます。
私はこの地域には全く「つて」は無かったのですが、農地を探す過程で様々な人にお世話になり、1年かけて少しずつ、関係を築いてきていました。
家も近所になったことで、より身近に感じてもらえるようになった気がします。
私が転居した地区は移住者も多いようです。
同じような境遇の方がいることが心強く感じましたし、古くから住んでいる方も新しい人が入ってくることに慣れている印象でした。
「区」に入ると言ったらとても歓迎された
この地域には自治組織として「区」というものがあります。
区長さんと常会長さん (この地域では隣組を「常会(じょうかい)」といいます) が説明にきてくれて、「常会(区)に入って頂くことはできますか?」と聞かれました。
当然、地元の活動には参加するものだと考えていたので「ぜひ入らせて下さい」と即答したところ、少し驚かれると同時に大変喜ばれました。
実は区内の半分くらいの世帯は入っていないそうです。
それ自体も驚きましたが、どちらかと言えば「どうやって仲間に入れてもらおう・・・・」と思案してたので、歓迎されたことがありがたかったです。
よく、就農や田舎への移住雑誌などで、「田舎は閉鎖的なので要注意!」みたいなステレオタイプの情報を多く見かけるので、かなり慎重に構えていましたが、いい意味で予想外の展開でした。
地域の事情などによって全くことなるので、必要以上に構える必要はないのかもしれません。
翌日は、常会長さんと一緒に、常会の家々を回って紹介していただくことができました。
ありがたいことです。
理想的な家を借りることができた
地元の農業委員さんから紹介していただき、ここ数年空き家となっていた家を貸していただくことになりました。
古くから住んでいた方の家でしたが、リフォームしてまだ20年たっていない比較的新しい物件でしたので、設備もあまり傷んでいません。
しかも家主さんは農家だったので、農機具なども一部残っていたり、小屋も二つありました。
また、庭には畑もあり、家庭菜園としては広すぎるくらいの畑もありました。
家庭菜園は以前の4倍くらになりました。
庭が広く、子どもたちも、毎日、植物や虫や隣の家の猫と遊んでいます。
ずっと考えていた、こんな生活ができたらいいなあ・・・が、思わぬ形で次々と叶ってしまい、とても驚きました。
ありがとうございます。
まとめ
振り返ってみると、農地を探すときからはじまり、様々な節目で、キーパーソンの方と偶然親しくなり、助けて頂いてきている・・・・
なかなか進まない葛藤や、心配なこともとても多かったのですが、結果的には、思った以上のことが起こったりして、なんとかなっている・・・もっともっと人生は信頼してもいいのかもしれません。
感謝と日々楽しむことを大切にしていきたいと思います。
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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