脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
⇒幸せフルーツ工房(ブルーベリーの森あづみの)LINE公式アカウントはこちら
先日、長野県の大町市というところで「大町 シャッターオープンプロジェクト」というイベントに出店してきました。
シャッターが下りている店舗が増えている長野県の大町の中心市街地。
そのシャッターを、期間限定で解放し、活用するプロジェクトです。
今年で2年目だそうです。
友人に誘っていただき、一緒に出店しました。
イベント自体の主旨もおもしろく、やってみたい形でもあったので、楽しんで参加できました。
世の中には、農産物のマルシェなど、様々なイベントがあります。
私は、キッチンカーを所有しており、農産物だけでなく、食品の販売ができるので、イベントごとにメニューも変えたりして参加しています。
私は、今まで出店したイベントはそれほど多くはないのですが、イベントごとに特徴があり、お客さんの層も全く違うことがわかりました。
これまで、なんとなく、流れで(?)参加してきたイベントですが、「何のために?」という部分を考えてみると、なかなか深いな~と思いました。
今回は、『農業やってて「イベント」に参加する理由は?』というテーマで書いています。
イベントを利益を出す場と考えた場合
イベントは「儲かるのか?」
イベント出店して、販売して利益がけっこうでるのか?
ということに関しては、正直なところ、私はあまり儲かったことがありません。
出店料等や原価を差し引いても、マイナスになることは基本的にありませんでしたが、売上自体が小さく、
私の人件費※を考慮すれば、あまり利益が出たということは少ないように思います。
もしかしたら、たくさんの売上があるイベントもあるかもしれないので、なんとも言えませんが、今のところ、そんなイメージをもっています。
イベントの主旨や開催場所などによって、かなり客層がかわるので、それにあわせた商品の選択や量を考える必要があると思いました。
※実際には、私の人件費は、支出される費用ではありませんが、ここでは、その時間を別の業務にあてたとした場合の「機会費用」で考えています。
イベントを広告宣伝と考えた場合
農園を知ってもらう機会となる、と考えることもできると思います。
費用がかからない広告宣伝費と考えることもできます。
これに関しては、お客さんの層によってかわるため、ひいてはイベントの主旨によって効果がかわると思います。
オーガニック・マルシェのような、ちょっと「濃い」テーマの方が、お客さんの目的がはっきりしているので、より、広告宣伝にむいているような気がします。
ただし、お客様に興味をもっていただいた場合でも、リーフレットやショップカードだけだと忘れられてしまうので、なるべく、公式LINEに登録してもらうなど、「残る」仕組みが必要ではないかと思いました。
イベント出会いや交流の場として考えた場合
イベント出店をすると、主催者や協賛している人や会社、参加している人たちと、交流する場となります。
イベントによっては、ほとんどそういう形にならないドライな場もありますが、「人と人の出会いの場」となることも多くあります。
イベントの主旨に賛同していたり、やっていることの方向性が近い人たちと交流ができるのは、貴重なことだと感じています。
イベントに参加する理由まとめ
今のところ、はっきりと答えが出ているわけではありませんが、今のところ一番大きいのは「 出会いや交流の場 」という部分だと思っています。
参加するイベントの見極めと、労力のバランス、純粋におもしろそうか・・・
今後も、自分なりに目的をもって参加していきたいと考えています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
※「にほんブログ村」のブログランキングに参加しています。 よろしければ、画像をクリックしていただけるとランキングに反映され、励みになります。