脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
「ブルーベリーの森あづみの」は、主にラビットアイ系という系統の品種を育てています。
ラビットアイ系は暖地向きと言われている品種ですが、今のところ、長野県安曇野市では問題なく栽培できています。
95%ほどは、ラビットアイ系のブルーベリーなのですが、一部だけ北部ハイブッシュ系という系統の品種も育てています(ちょっとだけ南部ハイブッシュもあります)。
今日は、主にハイブッシュ系の剪定を行いました。
3年前に成木を移植したものですが、最近になってやっと土地になじんできました。
ハイブッシュ系ブルーベリーの剪定をしました
「ブルーベリーの森あづみの」にある北部ハイブッシュ系ブルーベリーは、私が農家になる前から趣味で育てていたものです。
知人からの頂きものが多く、品種が不明なものもあります。
もともとはポット栽培だったのですが、増えすぎて水の管理が大変になってきたので、2020年に農園に地植えにしました。
7年生~の成木(推定)でしたが、地上部をほとんど切って、植えたので、地上部が若返っています。
移植して4年目、やっと土地になじんできたような気がします。
私が参考にしたブルーベリーの本では、大苗の移植は、地上部をバッサリ切って植えると、シュートが伸びて、翌年くらいから収穫できるような記述がありました。
しかし、実際には、最初の頃はなかなかいい新梢(シュート)が伸びませんでしたので、あまり実をつけないようにしていました。
3年ほど経過して、根がしっかり張り、シュートの伸びや花芽の付き方が安定してきた印象です。
適応するまでの期間は、比較的早いものもあれば、ポットに根詰まりしていたり、コガネムシ被害で根が少なくなっていた樹は苦戦している印象でした。
成木を移植してみた感じから、大きな苗を植えても、その苗の状態(根詰まりによる老化など)によっては、必ずしも、収穫までの期間が短縮できるわけではないと思いました。
昨年まで、ハイブッシュ系ほぼ自家用にしていましたが、全体的にはいい感じになりつつあるので、
今年は少しずつ販売していこうと思っています。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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