「『お母さん』がゆっくりできる農園」を目指して vol471

観光農園の始め方
スポンサーリンク

脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。

農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。

かんざきたつやのプロフィールページを見る

「ブルーベリーの森あづみのホームページ」をみる。

インスタグラムもやってます。

YouTube動画をみる

今シーズン、農園にお越しいただいたお客様から、

「『お母さん』もゆっくりできました。

といった声をいただくことが増えてきました。

「時間がゆったり流れているようでした。」

「いつもきょうだいでけんかするけれど、ここでは仲良しで、母も夢のような時間でした。」

といった感想をいただくと、本当に嬉しくなります。

今まで、あまりブログなどで書いてきたことは少ないのですが、

実は、構想時から 「お母さんがゆっくりできる農園」 というテーマをもっていました。

スポンサーリンク

実は開園当初からある「お母さんがゆっくりできる農園」というテーマ

外出先でいつも気を張っていた妻

外出先で、お母さんがゆっくりできない理由。

これは、私が体験したことでもあります。

長男が小さい頃、外出しても妻は、いつもどこか気を張っているような気がしていました。

それは、「危険なものはないか」「授乳できる場所はあるか」など、子どもを守る責任感からきているものでした。

しかし、それに私が、気が付くのは、長女が生まれてからなのでした。

長女が生まれてから、妻は生まれたばかりの長女を、まだ幼い長男は主に私がお世話をしていた時期がありました。

小さな子どもたちとでかけるのは、楽しいけれども、少し気を張っている部分があります。

一緒に食事をしても、自分のペースではなく、常に子どものペースを気にする必要があります。

楽しいけれど、疲れる。

恥ずかしながら、妻が、気を張っている理由にその時にやっと気がついたのです。

農園のコンセプトを考えているときに、

そのことが頭をよぎりました。

長野県の安曇野は観光地としては人気があります。

しかし、旅先では、楽しいけれど、疲れる時もあります。

親子で楽しいだけでなく、「お母さんが無理なくゆっくりできる農園」を作りたいと思うようになりました。

「お母さんがゆっくりできた」という声をいただくようになってきた

園内の作物は無農薬でそのまま食べても安心安全なものです。

それだけでなく、農園内には、目を離していても安心なものしか設置しないようにしました。

ブランコや池などはおもしろいですが、子どもが危険にならないように気にしなければならないので、作りませんでした。

アスレチックのような、高く上るようなものも作りませんでした。

あまり、ブラインドになる場所を作らずに、ほぼ見渡せるような場所をレストスペースにしました。

遠くで、遊んでいる子どもたちを眺めながらゆっくりできるようにです。

母子でお越しいただいたお客様に「見渡せていいですね。」と喜んでいただいたことも嬉しかったです。

また、お客様のやりとりを見ていると、

(お父さん)食べないの~?

(お母さん)ちょっとゆっくりしてるよ~

という何気ない会話。

喜んでいただけたということ、そして、自分のめざしてきたものが形になった嬉しさがあります。

ちなみに、お父さんにとってもよい場所になると確信しています。

それは、お父さんは『お母さん』や子どもたちが喜んでくれることが、お父さんにとっても一番の喜びだと思うからです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

※「にほんブログ村」のブログランキングに参加しています。 よろしければ、画像をクリックしていただけるとランキングに反映され、励みになります。

にほんブログ村 ベンチャーブログへ

にほんブログ村

タイトルとURLをコピーしました