「マネされた!」と思ったときに考えること~vol746

観光農園の始め方
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脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。

農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。

有機JAS認証を取得した「オーガニックブルーベリー」を栽培しています。

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ビジネスをやっているとアイデアなどを「マネされた」という経験のある方も多いかもしれません。

私もあります(笑)。

場面によってはちょっとモヤっとする時もないわけではありませんが、一方で本質的にはあまり心配しなくてもいいことだと思っています。

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マネされても基本的には心配しなくてもいい

一体何をマネされたかによっても、少し意味はかわってきますが、基本的にはあまり心配することではないと思っています。

対象とする『自分のお客さん(ターゲット顧客)』や、『差別化軸』が異なれば、ほとんど関係がないからです。

差別化軸については過去記事をご覧ください↓

もし、自分のコンセプトや、前述の『ターゲット顧客』や、『差別化軸』を含めて、

コアな部分をマネをされたという場合であっても同様です。

それでも何故か、同じようにならないことが多いためです。

コアな部分というのは、その人の性質がもとになって、さらに考え抜いて作り上げているものなので、

人の独自性や、検討過程のない結果だけをマネしても、微妙にズレていくからではないかと思います。

コアな部分をマネされたということは、すごくいいものだということでもあります。

それが作れる人というのは、さらに、自分を深堀して、他との違いを明らかにし、ブラッシュアップすることで、もっともっと、いいものになるはずです。

「オマージュ」と「パクり」の違い

オマージュ」という言葉があります。

絵画など世界で既存のモチーフをそのまま活かして、違う作品表現にすることなどを言うようです。

日本のものづくりの技術は、オマージュと呼ばれることがあります。

海外の技術を導入し、自国にあった、より良いものに改良していくのが日本の得意とする技術です。

許可などの権利関係をしっかりとするのはもちろんのこと、開発者、開発国へのリスペクトがあるため、導入元の国からも高い評価を得ているようです。

一方、中には、そっくりそのままコピーし、廉価版を作り、自国の製品としている国もあり、こちらは「パクり」と「模倣品」と評されることがあります。

価値観の違いなのか、他国の技術を導入するということでも、対応が分かれるのがおもしろいとこです。

両方、マネから始まっていることに変わりはないのですが、

 導入元へのリスペクトがあるかどうかという違いが、その後の評価も含めて、大きな違いを生んでいるような気がします。

友人に「マネしていいですか?」と聞かれるケースで「もちろん!」と気持ちよく答えられるのは、リスペクトがあり、むしろ好意的に感じているからだと思います。

逆に、マネされてイラっとする場合というのはリスペクトがないケースだと思います。

同化戦略はダメではないが・・・

何か競合するものをマネて、競合の強みを消す戦略として「同化戦略」というものがあります。

どこのコンビニでも似たような商品があったり、回転寿司チェーンなどでメニューが似てくるのは、この同化戦略の結果によることが多いです。

しかし、この方法が有効となる場合は「差別化軸」ですと薄利多売の「手軽軸」で多く、基本的には売上も、経費も、資本も大きい大手企業などに限られます。

より個性が大切となる、個人事業等では、あまり関係がないように思います。

まとめ

ビジネスはマネてマネされて・・・・という部分はたしかにあると思います。

場面によってはイラっとすることもあるでしょう。

一方で、個人事業主のビジネスとしては本質的には影響ないようにも思います。

誰かのマネをするのは、けっして、それ自体が悪いことではありません。

全くのオリジナルというのは、むしろあまりないようにも思います。

無意識にマネてしまっていることもあるのかもしれません。

それでも、なるべくなら、リスペクトのある「オマージュ」を意識していきたいと思っています。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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