脱サラ、元地方公務員、最近まで某農業法人にてブルーベリーの栽培をやっておりました、そして今は起業し、自分のブルーベリー農園を準備しています。かんざきたつや(@ttykanz)、36歳です。
最近野菜ソムリエの資格を取得しました。
農業を目指した理由、脱サラの経緯、やりたい農園のコンセプトなどは、下記のプロフィールページなどをご覧頂けるとうれしいです。
今回は、身近な資源を活かしたいという話を書いてみました。
身近な資源で農園を作る
大量消費からはなるべく一線を画したい
私は何故か昔から、一方的になくなるものに恐怖を感じており・・・・
例えば、石油資源とか、プラスチック製品とかです。
私が子どもの頃から、「なくなる」「代替資源を」と言われていたけれど、
実態は、ほとんどかわっていません。
とくに、最近はプラスチック製品の、リサイクルゴミが中国に輸出できなくなっており、お金をかけて償却せざるを得ないというのを「ガイアの夜明け」という番組でみました。
その後も、タピオカブームでプラスチックストローの消費の懸念があったり、
スターバックスなどでも、プラスチックストローなどをやめる動きがあったりするようです。
というか、そんなギリギリのシステムの中にいたことに気が付かなかったことが怖くなりました。
なくなっていくものの恐怖とともに
自然にあふれている資源で、「循環する」
「高度なシステム」に憧れているのだと、最近気が付きました。
身近な資源で循環する農園を
ディスニーリゾートみたいな、安心して、いつでも楽しめるファミリーエンターテインメントを目指しているのですが
もうひとつのコンセプトとして、「身近な資源を大切にして循環」といった部分もコンセプトにしたいと思うようになりました。
太陽エネルギーと植物といろんな生物で作られる果実&身近な資源で作られる農園です。
竹とか
例えば、安曇野市の明科などには荒れた竹林が結構あります。
竹は、再生力が強く、柔軟性もあり、再生可能な資材として活用できる可能性があります。
老朽化しても、チップなどにして、ブルーベリーのマルチにできます。
防風ネットの柵にしたり、
そもそもネットじゃなくて、防風林的な生垣みしたり・・・
県外には竹材でハウスを建てている例もありました。
ブドウ棚の一部に使用してもいいかもしれません。
森林の整備・林業と、ブルーベリーの木材チップの利用を組み合わせられたらおもしろそうです。
ちなみに竹チップの事例はあるようです。
石とか
さらに、私が借りている農地は、地形的には扇状地です。
扇状地は、山から流される大きい石がたまりやすい場所です。
石は重いので、あまり遠くまで流されないためです。
そのためだと思うのですが、いたるところに、石が積まれています。
おそらく、農地にしたときに、取り除いた石を積んだものです。
これらを、積んで、ガーデンスペースなどを作ってもいいのではないかと思いました。
水も
また、私が借りている農地は、水源はないのですが、
火山堆積物による扇状地の末端部に近くに位置しており、地下水位が浅いのではないかと思います。
さらに、農地の北側には、湿潤な環境を好むシダ植物などがライン上に繁茂する場所があります。
凹状の地形ではなく、地形の変化がないのに、植生の違いが明確であり、
この部分はより地下水位が浅いのではないかと思います。
安曇野の地下水は、既存の市の調査結果からも、水質が良質であるため、井戸なども作り、地下水を利用しようと検討中です。
コスト面は、資材費はかからずとも労働力まで考慮すれば安価ではないのかもしれませんし、手間がかかる部分もあるもしれませんが、大切にしたいコンセプトなので、楽しみながらやってみたいと思います。
パーマカルチャー*1なども参考に勉強しながら、進めていきたいと思います。
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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*1:パーマカルチャーとは、パーマネント(永続性)と農業(アグリカルチャー)、そして文化(カルチャー)を組み合わせた言葉で、永続可能な農業をもとに永続可能な文化、即ち、人と自然が共に豊かになるような関係を築いていくためのデザイン手法
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