脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
有機JAS認証を取得した「オーガニックブルーベリー」を栽培しています。
今年、ブルーベリーの森あづみのにブルーベリー狩りに来ていただいてお客さんから
「見通せて、安心でいいですね。」と何人かから、言っていただいたことがありました。
小さなお子さんが、どこにいるのか、ぱっと見渡せることは安心感につながります。
忘れていたのですが、実は、それは、私が、農園のレイアウトを計画するときに、あらかじめ、その意図を入れていたことを思い出した出来事でした。
レストスペースの日陰から園内を見渡せるレイアウト
ブルーベリーの森あづみのには、ゆるい傾斜のついた地形です。
農園のメインレストスペースには、ブドウ棚を2つ建て、日陰をつくりました。
そして、全体のレイアウトを作るときに、レストスペースから、ブルーベリーの森が見渡せるような配置にしました。
これは、景色があまりにもよかったので、ブルーベリーの森と安曇野の風景が見渡せる位置にしたかったことが一つ。
もう一つは、小さなお子さんのいるお客さんが、子どもが自由にしていても、レストスペースから、ゆったりと見渡せるようにしたかったからです。
通路も3mありますので、全体的に見通しも十分です。
そもそも、自分が小さな子どもを連れて、出かけるときに、無意識に、子どもが危ないものがないか、見えなくなるような場所がないかをチェックする習慣がついていました。
自分の経験や当時幼稚園で一緒だった人たちからも話を聞いて、なるべく、そいういった心配のないレイアウトを考えていました。
もちろん、近くで一緒にいても楽しいですし、大人はちょっと休憩したい時も安心できるからです。
自分で、計画しておいて、実は、最近までちょっと、そのことを忘れていたのですが・・・
今年になって、何人かのお客さんに、
「見渡せて子連れでも安心」
「ゆっくり子どもをみられるので嬉しい。」
といった声をいただいて、そういえば・・・・そうだった(笑)
「見通し」をかなり意識していたんだった・・・と思い出すと同時に、レイアウトがうまく機能してくれたことがわかりました。
オーガニックブルーベリーや自然物と触れ合うだけではなく、より安心して、ゆったりとした空間にしたかったので、嬉しいかぎりでした。
小さな農園ならではのスモールメリット
ブルーベリーの森あづみのは、それほど規模は大きくない、むしろ小さな農園ではないかと思います。
営業日数や生産量も限度があるので、いろいろやりたくても制限があります。
一方で、メリットとしては、管理に係る労力が小さいこと。
そして、お客さんも、園内を一望できて安心できる。
そんな「スモール・メリット」もあるのかもしれません。
今のところ、ブルーベリー農園としては、極端に拡大していく計画はありませんが、今後とも、より中身を洗練させていきたいと思っています。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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