【もう物を『所有』しなくてもいいのかもしれない~シェアの時代~】脱サラ元公務員のひきよせ農業vol.106

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脱サラ、元地方公務員、最近まで某農業法人にてブルーベリーの栽培をやっておりました、そして今は起業し、自分のブルーベリー農園づくりを進めています、かんざきたつや(@ttykanz)、36歳です。

 

農業を目指した理由、脱サラの経緯、やりたい農園のコンセプトなどは、下記のプロフィールページ又は、下記リンクご覧頂けるとうれしいです。

 ⇒かんざきたつやのプロフィールページを見る

 

 

日々着々と準備を進めております。

こうご期待☆  

 

ひと昔前は、車や家をはじめ、私たちの周りにある様々な『物』は、「所有」するのが当たり前でした。

 

しかし、現代は、物との関係も確実に変わってきている。

そんなことを思ったので記事にしてみました。

 

 

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もう物を『所有』しなくてもいいのかもしれない~シェアの時代~

 

車を複数持つ必要ある?

わが家は、車を一台所有していますが、以前は、2台所有していました。

 

私が住む長野県をはじめ、地方都市の多くは、主な交通手段が車であることが多いかと思います。

 

私が実家に住んでいたときも、メインの車(主に父が使用)、サブの車(主に母が使用)の2台があり、さらに姉が成人して車を買ったため、最大3台の車がありました。

 

私も、子どもが生まれたり、共働きをしていれば将来的には必ず2台以上車を所有するのが普通だと思っていました。

 

この「それが普通だと思っていた。」というのが曲者で、思考停止に陥りやすくなるように思えます。

 

実際に2台所有してみると、意外と私が通勤で使用しなかったり、車の稼働率が低い状況でした。

また、所有しているだけでも保険や車検や税金を合計すると年間10万円近くかかることもあり、結局1台手放しました。

 

それからは、10年近く、車1台です。

 

 子どもの送り迎えなどを自転車で行ったり、

天候が悪い日はちょっと不便・・・とかもありますが、

工夫して今のところやりくりできています。

 

本当に必要な時はレンタカーも活用します。

 

車に関しては、嫁さんと同時別々の場所で使う頻度がかなり上がらない限りは基本的に1台でいこうと思っています。

 

使用頻度の低い車は負債?

2000年頃に「金持ち父さん、貧乏父さん」(ロバートキヨサキ、シャロン・レクター、筑摩書房)という本が流行りました。主人公が「金持ち父さん」(実の父ではなく主人公友人の父)から、お金というテーマを通じて、人生や世の中のしくみを学んでいく物語です。

 

 

金持ち父さん貧乏父さん

金持ち父さん貧乏父さん

  • 作者: ロバートキヨサキ,シャロン・レクター(公認会計士),白根美保子
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2000/11/09
  • メディア: 単行本
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その中で、「資産」と「負債」という考え方がありました。
 
資産・・・お金を生み出すもの 株などの金融資産など
負債・・・お金を生み出さないもの(お金を消費するもの)車、家など
 
 実にシンプルな考え方です。
 
家などは売ればお金になるので資産のようにも思えますが、特に日本では新築思考が強いので、誰かが一度でも使用した時点で価格は急落し、購入金額を回収することはほぼ不可能です。
また、固定資産税や修繕などの維持費用もかかってきます。
 
車に限らず、業務用の機械なども稼働率が低く、稼働時間とお金を生み出す仕事のバランスが悪ければ、それ以上の価値を出すことが難く、維持費用や購入の減価償却が毎年負債となってきます。 
 
レンタカーを6時間程度借りて、保険のグレードを上げるオプションをつけても、6時間で4,000円程度であるため、所有しているだけで毎年10万円程度かかるのであれば、レンタルした方がお得な場合もあります。
 
祖父母など家族全員で出かけられるように、といって大きな車を買うこともありますが、実際に全員で出かける頻度は意外と少ない場合も多く、維持費のかかる大型車は必用なときにレンタルしてもいいのかもしれません。
 
最近はガソリンスタンドでレンタカーサービスと提携しているところも多く、受付店舗数が多いため、意外と近所で借りることもできたりします。

 

レンタルやシェアのサービス様々

車の使用頻度の低い首都圏を中心に、カーシェアリングというサービスも少し前からあり、レンタカーよりさらに、利便性が高く、今後も広がっていくものと思われます。
 
トヨタなどの大手自動車会社もカーシェアリングに力を入れてきており、人口動態などからみても、将来的に車を販売することの限界を見据えているのではないかと思います。
 
今や、撮影用小物や、ブランド物のファッションなどもレンタルできるサービスもあり、本当に色々な物を借りることができます。
(ちょっと調べただけでもこんなにありました。)
 

 

 

 

 

 

 

 

 
入学式などの行事や催事などはもちろん、
一時期しか使わない子供用品や電動自転車なんかもいいかもしれません。
 
一眼レフみたいなカメラも行事のときだけ借りるのもありかもしれません。
 
電子書籍化する機器みたいな特殊なものは買うと高いので、本が多い人はいいかもしれません。 
 
スマホの普及やネット環境の整備も大きく貢献していると思います。
 

 まとめ

毎日、それを眺めているだけでも大好きとか、所有することそのものに価値を見出している場合は、全く意味がかわりますので、所有することそのものがなくなることはなく、一定の需要は残ると考えられます。
 
しかし、これからは、物を買う前に、そもそも所有すべきかをまず考えることが当たり前になるのかもしれません。
 
農業をはじめるにあたり、軽トラは必用だよね~と疑いもなく思っていましたが、私の営農形態を考えると、本当に軽トラが必要な期間は限定的で、もしレンタルすれば年間5~8万円程度で済むことがわかりました。
 
購入費用+10(万円/年)と比較すれば、一カ月単位で借りる方がいいのかもしれません。
そのほかにも多くの機械は借りることが可能なものが多く、使用頻度を考えた検討が必要です。
 
こんな調子で、『実は、あんまり機械を所有してない農家』っていうのもおもしろいかもしれません。
どこまでいけるかやってみよう・・・・
 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

  

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